こんにちは。

今日は昨日に引き続きNゲージ鉄道模型。キハ40/48の話です。車番インレタ転写など行い整備完了、晴れて入線です。だいぶ苦労しましたが、苦労ついでに更に苦労して(笑)、今回電動車の前、尾灯点灯制御が可能になりました。

 

思い立ってやってみたら何とか上手く行ったキハ48-500(電動車)のライト制御、これで3両固定ではなく、2両編成での運転も可能になります。

 

全車ライト制御が可能になったキハ40/48です。車番も入ったので改めてラインアップは、右から..

 

 キハ40 522  TOMIX8403ボディー+8407足回り改造によるトレーラー化改造車です。

製品付属のインレタにこの車番は収載されていませんでしたが、切り貼りで昨年実際に出会った車番を再現しました。

 

 キハ48 505  上とは逆、8407ボディーと8403足回り改造による電動車化改造車です。

DCC化によりぽっかり穴の開いたスイッチ跡を埋めたり、多少見栄えに配慮しています。

 

 キハ40 2018  品番8406そのまま..ですが書いた通りDCC化であれこれ弄っています。

結局全車インレタ切り貼り改番で、今なお現役の秋田車首都圏色を再現しました。

屋根が非冷房、JRマーク無し等、現状の実車と異なる部分はありますが..

 

3両共DCC化のためDN163K0a基板を搭載、同一編成運用なのでDCC-IDも同じ4805に設定しています。

これでライトもモーターも、DCCコントローラに"4805"を設定すれば制御できます。

 

昨年五能線を訪れた際、初日に見たのが3両編成、その日と翌日はED75牽引急行津軽撮影を楽しんで、更にその翌日五能線で狙った首都圏色は2両(首都圏色列車は記事後半です。)、キハ40 522が抜けた編成でした。なので、2両編成も運転したいな..と。そのためには電動車のライト制御も必要、何とかならんかなー と考えていました。

 

目を付けたのがDN163K0a基板のファンクション端子の配置、LEDが付いている端子がF0(テンキー”0”を押すことでOn/Off制御が可能)で、キハ40のライトDCC化はこの端子を使いましたが、

楕円で囲った部分、F1とF2の端子が基板端っこに並んでいました。これ、使えるんじゃないかな?と。

気づいたのは良いのですが、電動車キハ48はモーターがある分空きスペースは殆ど無く、とてもリード線が入るような状態ではありませんでした。

 

そこで、真ん中に写る白いパーツ、”フレキシブルフラットケーブル”の使用にチャレンジしてみました。

これは本来両端を家電などに内臓の基板に差し込んで使われるものですが、ペラペラに薄く銅線の役割を果たせるので、何かに使えないかな?と買ってありました。これを切り出して使います。左右に端子がズラリと並んでいますが、隣り合う端子間は1mmです。ムチャクチャ細かいです。

 

銅線2本分を切り出し、写真左端にグラインダーをかけて銅線部を露出させたところです。ここにハンダを載せて、DCC基板のF1,F2端子にハンダ付けします。反対側はライトLEDに接続です。

(ライトLED側の写真を撮るのを忘れちゃいました。)

銅線2本分を上手く切り出すだけでも目が変になりそうです。

 

元々ケーブルの途中をちょん切ってハンダ付けするなど想定していないでしょうから、熱で白いフィルムがみるみるシュリンクして行きます。なので1発勝負ですが、何とかハンダ付けできました。このフラットケーブルは初使用、他にも使い道はあると思っていますが加工の難易度はだいぶ高い印象です。どうしてもスペースが無い場合に使う という感じになると思います。

こうして電動車キハ48 505はF1でヘッドライトを、F2でテールライトをOn/Off出来るようになりました。

 

通常のF0端子を使ってしまうと、、写真のように3両編成時、キハ40のライトをOnにすれば2両目のキハ48もOnになってしまいます。

 

ところがF1,F2で制御できるので、キハ40がOnでもキハ48は個別にOffに出来ます。こういった芸当が出来るのもDCCの強みと思います。ここまでの改造はムチャクチャ大変ですが(汗)。

 

こうしてキハ40 522(左)を増結車扱いとし、2連、3連双方を楽しめるようになりました。

写真右のキハ48 505はF2でテールライトをOnにしていますが、DCCでF2は汽笛などに使うFunctionで、テンキー”2”を押している間だけOnになる設定です。しかしテンキー”2”と”PWR”キーを押して同時に離せばOnのままになります。初めてやりましたが、”PWR”はPower;電源キー、KATOのコントローラDCS50Kで操作すると、同時にDCCの電源が落ちます。なのでテールライト点灯時に必ずレイアウト全域が一旦停電するというおかしなことになりましたが、F3など他のFunctionは遠い位置にあって、+-の端子が離れて配置されているなど更にややこしいことになるので、このまま行きたいと思います。

 

リンク記事の時の写真ですが、記事とは別アングル、2連の列車です。これもキハ48 505+キハ40 2018 模型で再現した車両の編成です。3連で東能代から弘前へ向かった列車は、弘前口の運用をこなし中1日置いて、2連で東能代へ戻るダイヤ、これは今も変わっていないようです。

2019/05 五能線 大間越-岩館 326D

 

今もなおウイルス騒ぎで県をまたぐ移動は止めましょう状態、タラコキハを撮りに行ける日はやって来るかな?

 

以上入れ込んでDCC改造を行った久々のTOMIX車、大変でしたがやり甲斐はありました。

KATO製でもキハ58など、ここまででは無いですが、似たような苦労をしています。

両運転台など、編成単位の小さい車両は難しい傾向があるようです。

思いついたが運のツキ?でED75 757[機番シリーズ後編]を放ったらかしでこちらが先行ということになりましたが、こういった難易度の高い改造、暫くはやりたくない かも(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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