札沼線 札的駅~1 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

また晩生内駅で足踏みしてしまいましたが、先に進んで札沼線の札的駅です。

 

札的駅は昭和35年9月の開業以来無人駅でしたので、メモリアルチケットマラソンの普通入場券です。

 

 

 

 

 

 

昨日までのエントリでご紹介いたしました「晩生内駅」で、昭和46年8月に発行されました「晩生内から 札的ゆき」の乗車券です。

 

 

 

券番は0328で、発行日は昭和44年5月10日の運賃改訂から2年3ヶ月余りが経過しており、単純に日割り計算いたしますと、1日当り2枚強程の発売枚数であった事になります。

 

この乗車券が発行された当時、初乗り運賃の適用キロは後の1km~3kmでは無く、1km~5kmまでとなっており、晩生内の桑園方の隣駅の「札比内」も初乗り運賃30円の適用範囲であったのですが、「札比内←[晩生内]→札的」の矢印式では無く、「札的ゆき」の単独の口座が設けられておりますので、恐らくは同じ30円で「札比内ゆき」の口座も別に設けられていたものと考えられます。