こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型、先日入線したTOMIX キハ40のトレーラー車、前照灯、尾灯のDCC制御化を行いました。自作室内灯も装備..難航しましたがどうにか制御可能になりました。

 

今回DCC化したキハ40の2両並び、左が500番台(品番8403ボディー+8407足回り)、右が2000番台(品番8406)です。どちらもトレーラー車(及び無理矢理トレーラー化したもの)です。

先日のキハ48-500(電動車)のDCC化記事の時はキハ40の前尾灯両方が点きっぱなしでしたが、今回DCCデコーダーを入れてライト制御できるようになった姿です。

 

DCC線路上で、逆進行の時は前照灯⇔尾灯切換られます。そりゃそうですね(笑)。

どうやってここまで持ってきたかというと...

 

先ずこんな作業から、TOMIXの台車スプリング集電方式から、KATOなどの板バネ集電方式に改造です。スプリング式のDCC常設では台車、車体が溶けてくるので施工しています。KATO製同形台車がある場合はこれを使うケースが多いですが、DT44/TR227エアサス台車は無いですし、DT22/TR51も手持ちがありませんでしたので、自分でTOMIX台車の集電板に銅板をハンダ付けして使います。

このパーツ、メッキされているのでしょうか?そのままではハンダが載りにくいですが、手前のようにハンダ付け部にグラインダーをかけておくと載りやすくなります。奥は銅板をハンダ付けしたところです。

 

余談ですが、DT44はKATO 201系(左)のDT46と類似形状に見えたので、これを使って手抜いちゃおうかな?なんて思ったのですが(笑)、ダンパーやブレーキシリンダーなど形状が異なったので諦めました。

 

TOMIX台車にスプリングの代わりに銅板を生やし、高さを調整して角を取っています。

床下機器側には0.1mmの燐青銅版を切り出して両面テープ貼付けです。これが”板バネ”です。下から貼付けだけでは浮き上がることがあるので、更に上から両面テープを貼ってサンドイッチしています。

緑のDCC基板は仮置き状態です。DN163K0aを使用、機関車用のモーター制御も出来る基板なので贅沢な使い方ですが、引退した車両に付いていたもので余っているため、有効利用です。 

KATOのFL-12という手もありますが、小さい分上下両面に素子が付いているので、座席パーツに穴が開きます。

 

ライト制御するのは左側のみ、トレーラー=単独では走れないのでこれで十分です。そもそも座席パーツは電動車編で書いたようにキハ48からの改造のため、片側しかライトユニットが入らないようになってるし..(笑) 写真のようにDCCヘッド、テールライト端子とLEDをリード線で接続します。

 

LED基板部のアップ、製品に付いていた基板のLED部分のみをチョン切って使います。

LEDは平行に逆極性接続でしたが、DCCでは個別に配線が必要なため、2LED間にグラインダーをかけて掘り込み、両LED間を絶縁しています。リード線は挟み込んだ集電銅板固定の両面テープ上に貼りつけ、台車ビス部を避けるように固定できたのは好都合でした。

 

自作室内灯の集電は、両運転台車なのでTOMIX純正室内灯の差込穴を使わないとスペース的に厳しいですが、電動車の時のようにTOMIX室内灯のバネを使うとリード線と干渉します。そこで整形した銅板をリード線の無い左右外側に折り曲げて取付け、集電するようにしてみました。

 

座席と床下パーツを組んで、穴の上から撮影したものです。バネ式だとリード線上にモロ着地ですが、銅板作戦で回避出来ました。当初はライト点灯しない右側のどこかに穴を開けて集電板を生やそうかと思っていたんですが..。

 

自作室内灯からは銅板を丸く曲げておき、穴に挿入するようにしました。

また両運転台のキハ40は室内灯テープLED 10cmがスペースギリギリで、右側に付けたコンデンサーを窓の無い位置に下向きに設置するなど、工夫して何とか収めました。

 

ここまでキハ40-500の改造を順を追って書いてきましたが、

キハ40-2000もほぼ同様のやり方でDCC化しています。こちらもライトは片側だけ、500番台と左右逆配置です。使っているリード線はDCC基板(Digirtax DZ125等)の長いリード線、長さ調整で余ったものを使っていますが、極細のものが底を突いてしまい少し太めのものを使用、これと基板上の素子が上手く収まるよう、座席パーツの裏側もかなり広範に削って薄くしています。

 

このようにして電動車を含め、3両編成全車のDCC化、自作室内灯を終えました。

これでレイアウト上本運転が可能です。

 

が、まだ仕上げが残っています。車番インレタ転写などまだだし、もうちょっと弄ってみたいところもあるので..。今回はここまでとします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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