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カテゴリ:鉄道
緊急事態宣言は31日の宣言期限を待たずに全面解除の見通しとなったが、コロナ禍で時刻表の発売が中止になる珍事が起こった。今日25日発売予定だった「小型全国時刻表」6月号、「コンパス時刻表」6月号(ともに交通新聞社)が休刊となった。交通新聞社時刻表編集部の大滝真理さんは「新型コロナウイルスで運行状況が日々変わり、正確な情報提供が難しくなった。休刊は初めて」と話している。
ネットで時刻も運賃も乗り継ぎも調べられることから、時刻表は大きく部数を減らしているが、鉄道ファンのバイブルであることは変わらず、「小型」「コンパス」とも7万部を発行している。【日刊スポーツから引用】 近々新型コロナウィルスの緊急事態宣言が解除される見通しになりましたが、影響はまだまだこの先も引きづりそうですね。そんな影響の一つとして、こんなところにも影響がと思って取り上げたのがこの時刻表の話です。 ところで、みなさんは時刻表を使って任意の出発地から目的地までの時間を調べたり料金を調べることはできますか? 最近はネット検索でするのが普通なので、時刻表を使って調べなくても大したことはないですけどね・・・。私は、鉄道ファンの端くれなので子供の頃からそのようなことは朝飯前で、それは就職してからも何ら問題なくできましたが、同じ部署の先輩職員が苦労しながら調べているのをみると、見かねて私がたちどころに調べたり、もっと効率的なルートを案内したりと鉄分の多い人なら当たり前のことをしていました(苦笑)。 さて、そんな場面で使用する時刻表。駅のみどりの窓口や旅行会社では常備されていますし、私の職場でも毎月ではないのですが購入していました。それらはいずれも大判と呼ばれる国鉄線(JR線)の全路線・全駅の時刻が詳細に書かれたものですが、本文にある「小型全国時刻表」「コンパス時刻表」というのは、大判よりももっと小型でB6版くらいの大きさだったかな。だから、カバンに入れてもあまり大判ほど邪魔にならないものなんです。ただ、その大きさゆえに全駅の時刻が載っているわけではないので、そこに載っていない駅が目的地だったりするとなかなか大変だったりします・・・。 そんな小判の時刻表、一時発行休止になるんですね。大判の小型バージョンと思っていたのですが、いろいろと手間がかかるのかな。あとネットで簡単に調べられる世の中になった、というのもあるのかもしれません。大判のものは、前出のとおり駅や旅行会社では必需品でしょうけど、小判は一般の旅行者がユーザーでしょうからね。 そういえば、私は今のようなネットが普及する以前は、ダイヤ改正の際に大判の時刻表を買っていました。そして、旅行するときには重いしかさばるけどそれを持って行っていました。時刻を調べるのは楽だし、どの駅で何分停車するとか、単線区間だったらどの駅で対向待ちをするとか、いろいろ調べることができるし今のネットのように検索する条件とか入れなくても、ページをめくればいいだけですからね。あと、座席に座れない時は、デッキに時刻表をおいてそこに座って座布団替わりにすることもできるし(笑)。 本文にあったコンパス時刻表は、東北に行った時か九州に行った時に必要に駆られて買いました。大判の時刻表を買っていなかったのと急遽買うにはお金と荷物のスペースがなかったので。ただ、普段の大判の時刻表に慣れている身にしては、手になじむ大きさなんだけど、情報が少なくなっているので使いづらかったかな・・・。 話をもどして、一時的な休刊ということなのでまた復活するでしょう。根強いニーズがあるようなので、ネット社会になっても使われているのはいいことだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月24日 23時22分46秒
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