SN総合車両所です。

この記事にはその1があります。
 

今回は窓枠の改善をしていきます。

製品の窓枠は塗装や組み立ての容易さを考慮したのか、車体表現のマイクロエースやグリーンマックスとは違い窓枠をガラスパーツに表現しています。 また枠の色が灰色で車体との隙間も有り、実車と比べると違和感があります。この製品の最大のマイナスポイントと言っても良いでしょう。

しかしながら、これを解決する製品が発売されています。
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京神模型から、N40窓枠を再現するメタルインレットが発売されています。 1シート1両分で値段が値段ですが、見た目重視で頑張ってひとまず4両分購入しました。
窓枠だけでなくワンマンスピーカーやドアボタンなどあらゆるパーツが入っていて加工が楽しめそうです。

早速貼っていきます。
窓枠再現は2層構造で、太い枠→細い枠の順に貼ります。太枠が土台、細枠がディテールといった感じでしょうか。

ただこの製品、貼るのが相当大変です。

まず、インレタならシートを車体に持って行ってこすりつけるのが常識ですが、要素部分が粘着性で、シートを載せただけでたくさんの要素が張り付いてしまいます。
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そこで、今回は要素をシートから剥がし、直接貼り付けていく手法も併用してみました。 
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カッティングマットのマス目は1センチです。両手にピンセットで1つずつ・・・2回で1セットで4両分・・・
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左が太枠の貼り付け後、右が細枠の貼り付け中です。

結論としては、1枚目(土台部分)は手作業でシートから剥がして貼り付け、2枚目(ディテール部分)はこのようにシートごと持って行き、頑張って枠部分だけを転写する方式が一番だということが分かりました。
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貼り付け完了後の状態です。
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施工後と施工前の比較です。窓ガラスのパーツと車体の隙間を埋める効果もあり見た目が向上しました。
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製品の窓枠はギンギラ銀でいかにも金属っていう感じです。実車の窓枠はもう少しつやが無く白っぽいシルバー(後の検査でライトグレーで塗装した車両もある)なので若干違う感じもしますが、貼り付け要素を塗装するのは困難ですので仕方がありません。

貼り付けに時間がかかり他の加工に取りかかれませんでした。今後投稿する続編で紹介しようと思います。 

次回は在籍車両紹介をします。踏切事故で被災した他の編成のために身を捧げ、現在は見ることが出来ないあの湘南色編成を・・・ 

それでは〜 


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