近年のバスはメーカー(特に車体架装メーカー)の統合が続いており、『最近では色が違うだけでどのバスも同じ…ショボーンとお嘆きのバスファンも多いことでしょう。
しかし、近年は新車導入もままならないために中古車の活躍も各地で見られます。

中古車の中には元ユーザーのバスカラーのままで活躍する姿も見られます。阪東バスカラーのまま自家用車として活躍するバスの例を旧ブログにUPしていますのでご覧くださいニコニコ
菅平高原のもと阪東バスの日野HT2MLAは塗装はそのまま、車番まで残されていましたが、こちらは別の意味で異例な中古車です。
自家用(もと伊那バス)
日野KC-RX4JFA(1999年)
静岡県某所
2019年12月24日
青と白のツートンカラーは長野県伊那市に本社を置く伊那バスの中古車です。車体前後に記された車番は消されており、伊那バス時代の車番は不詳です。
しかし…


車体横の使用用途が一般路線バスが使用する『乗合』が付いたままです(・・;)。
通常は使用用途と社名は同じタイミングで消すと思うのですが…。
側面を観るとトップドアは折戸、側面は銀サッシとスタンダード車でした。
車内にはマイク差し込みチュー穴もあり元は自家用(DXアンテナ搭載)もありました。