最近の交通新聞より | 鉄道きさらんど

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いつも列車・バスなど公共交通の事ばっか考えてます。

久々に購入した交通新聞の気になった記事について。

18日

4面「通勤で駐車場利用急増 公共交通避けマイカー」やはり、COVID19感染リスクを心配して公共交通を避けて大都市圏でもマイカー通勤が増えているようだ。日本は諸外国と違いマイカーの有無と社会的地位や年収が一致していなくて、エリートでも電車通勤する国情だったが(エリート官僚も霞が関へノンエリート労働者と一緒に地下鉄通勤している)それが米国などのような社会に変わるのだろうか。

「車内で楽しむレジャーに脚光 旭川でドライブシアター 英で”世界初”オペラ計画」ドライブインシアターが日本でも復活し、英国でもロンドンの歌劇団が野外ステージの芝居を観客がマイカーの中から観劇するスタイルの公演を計画しているとのこと。日本ではこういうエンタメ文化は東京から生まれたが密集した屋内会場でやりづらいとなると郊外や田舎のほうがやりやすいということになるのではないだろうか。

19日

1面「新たな降雨時運転規制 JR東海理来月1日から在来線に」「JR東海役員人事 副社長に田中氏」「記者会見 金子槙 JR東海社長」6月の株主総会後は常勤取締役、執行役員の7割がJR入社組の世代になるそうな。

4面は東京五輪関連記事で、「JOC、20年度は緊縮予算」「設備、備品管理に課題 五輪延期来夏まで劣化防ぐ」

20日

1面「災害の影響回復し増収増益 JR貨物20年3月期決算」人流と違って物流は外出自粛ムードでも止まらないどころか宅配業者の輸送需要があるのでJR貨物は今年度も意外と手堅いんだろうか?

2面「特大荷物持ち込み事前予約サービス baggage 160 きょうスタート」JR東海新幹線鉄道事業本部運輸営業部営業担当部長へのインタビューが載っている。特大荷物スペースは、JR東日本の新幹線やその他の会社の空港連絡特急のような本格的な荷物置き場がなく中途半端な印象がありもともとのインバウンドバブルや五輪での訪日客急増を考えるとなんとも中途半端な気がしたが、五輪を来年やれても向こう数年のインバウンド需要はあまりないだろうと思うと荷物室はなくてもよかったのかもしれない。ただ10年後とか、COVID19が完全終息してインバウンドが復活するならまた違った対応が求められよう。

4面「マッコウクジラ引退へ 地下鉄日比谷線初代車両 22年までに譲渡先の長野電鉄へ」オールステンレス車体は劣化しづらいのが長生きの要因か。また地方私鉄めぐりがしたくなってきた。