新疋田駅で撮影の後、一度京都まで行き、梅小路蒸気機関車館を駆け足で見学の後、湖西線を和邇駅まで戻る。目的は、湖西線を走る 117系だ。この撮影は計画していなかったが、新疋田駅での撮影を予定より早く切り上げたため急遽変更した。
 和邇駅まで移動の際、堅田駅ホーム敦賀方に6,7人のカメラマンを見かけた。何か特別な運行があるのだろうが、他の駅のホームでは見かけなかった。
 この時間帯に 117系は二本走っていたが、両方を撮影して撤収した。JR東海色 117系も悪くはないが、オリジナルの新快速色を撮影できて良かった。この約1時間半の間に、湘南色の 113系も撮影することもできた。大都市圏である JR西日本近畿エリアではまだ多くの国鉄車両を見ることができる。それが首都圏と違う所だが、それも徐々に新型車両に更新されている。

 和邇駅 
110421114L
普通 2839M 近江舞子発、京都行き / 13:45
国鉄117系電車100,300番台 / S-3編成 (6両/JR西日本/京都総合運転所)

110421122L
普通 1827M 近江今津発、京都行き / 14:02
国鉄113系電車 / C-8編成(5700番台/4両) + L-6編成(7700番台/4両) (JR西日本/京都総合運転所)


 JR東海の 117系は 2014年1月27日付で全廃となったが、JR西日本の車両は数は減ったがまだ現役で走っている。
 現在配置されているのは、吹田総合車両所京都支所と岡山電車区だ。現在はすべて(「WEST EXPRESS 銀河」編成は除く)単色の地域色に塗り替えられていて、京都は緑色で岡山は黄色だ。国鉄型車両が多く走っているのは貴重だが、単色の地域色の塗装は受け入れがたく撮影の意欲が湧かなくなってしまった。また、京都支所所属の 8両編成の T2編成が6両化のうえ改造されて「WEST EXPRESS 銀河」として運行開始を待っている。当初は 2020年5月8日から「京都-出雲市」間の夜行特急列車として運行する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で運行開始が遅れている。


Nikon D300 + Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G (IF)