(その7からの続き)
-小金井(17:43着)
GPSに表示されなかった新しい道をさらに北へ。
周囲をよく見ると、古い道と思しき小道がうろちょろしていました。
古い道は新しい道にのみ込まれ、
現れては消えの連続。
2kmほど歩いたところで左折。
再び線路の方向へ足を進めました。
途中で大沼公園に寄り道。
が、まさかの干し上げ中…。
わずかに残った水たまりにカモが泳いでいました。
公園の桜も咲き始めていました。
…今年は地元の桜くらいしか見なかったな。
踏切を渡りました。
まだ新幹線と併走してる…。
国道4号に合流しました。
ここも国道が日光街道です。
このあたりに日光街道の新田宿があったそうですが、
往時の雰囲気は…よく分かりません。
地元の方から早咲きの桜が咲いてると教えられ、
橿原神社に軽~く寄り道。
橿原神社本殿の裏を線路が通っていて、
明治時代には汽車の火の粉で本殿が全焼したこともあったとか。
日光街道は国道4号から離れてこんな道へ。
団地の横を通過。
団地との間には柵があるし、左側の民家もこちらを向いていません。
実はこの道、最近できた遊歩道なんです。
ちょっと前までは用水路だったようで、通行できなかったようです。
用水路に消えた日光街道が復活したんですね。
その割には街道色がありませんけどね。
さらに進むと、再び車道に。
小金井宿も小金井駅も近いはずですが、そんな雰囲気はありません。
駅前通りに入ってようやくこんな感じ。
突き当たりはもうゴールですよ。
ゴール駅・小金井駅に着きました。
1駅間ずっと新幹線と併走したままでしたね。
駅舎は新幹線の高架下に収まっています。
駅前には薄墨桜が植えられていました。
こちらは今が見頃って感じ。
ソメイヨシノより少し早いんですね。
というわけで、ホームへ。
ホームは2面4線です。
左奥に見える線路は、駅北側にある車両基地の留置線です。
以前武蔵小金井に住んでた友人と
「今度小金井で呑もうか」なんて言ってた小金井ですから
どこか飲み屋で呑んで帰りたい気持ちもありました。
ただ、この時期は密集空間での飲食が危ないとか言ってましたから、
今回も直帰です。
階段降りたら止まってた小金井始発の列車は湘南新宿ラインの電車。
こちらは上野東京ラインじゃないと遠回りになってしまうので、
その次に来た宇都宮始発の列車に乗車。
ボックスは無理かなと思って覗いてみたら、ひとつ空いていました。
途中から誰かと相席だろうと思っていたのですが、
結局東京到着まで相席になりませんでした。
やっぱり出歩く人が減ってたせいだろうか。
小金井から東京までは約1時間半。
東京駅到着間際に追い抜いたやまびこ号は1時間以上遅れていました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(おわり)
3月20日(金・祝) 歩行区間:栗橋-小金井 天気:晴れ 日出時刻/5:44 日没時刻/17:54
鉄道距離:30.9km 歩行距離:39.6km 総歩数:61,573歩 所要時間:10時間28分
西葛西(5:16発)=521S=日本橋(5:30着・5:40発)=545=上野(5:49着・6:08発)=527M=
=栗橋(7:03着・7:15発)-7.4km-古河総合公園(8:41着・9:09発)-3.2km-古河(9:47着・10:10発)-
-6.0km-野木(11:17着・11:35発)-4.7km-間々田(12:30着・13:20発)-8.2km-
-小山(15:05着・15:25発)-10.1km-小金井(17:43着・18:04発)=1599E=東京(19:34着)
小金井駅手前から小金井駅までのGPSログ(1/32,000)です。
国道4号に復帰してからは日光街道をなぞりました。
意外なことに小山-小金井間で日光街道と国道4号が重なるのは
今回歩いた1kmあまりだけなんですよ。
全区間のGPSログ(1/275,000)です。
国道4号と線路が概ね併走していますが、
今回国道を歩いた距離は意外と短かったような気がします。