前の記事からの続き

 

202番路線 興工街ー黒石礁

 

撮影は1996(平成8)年4月28日から5月5日までの複数日に行いました。時系列ではなく路線に沿って並べています。

前の記事の201番路線途中の興工街を起点に、半島状の地形北側にある大連市街から南側の海岸に向かう路線です。市街地側の短い距離は併用軌道ですが残りの大部分は専用軌道になっています。現在は黒石礁の先へ延長されていて、超低床の電車が走るLRT路線に変身したようです。

 

興工街

 

前回記事でも登場した興工街の歩道橋から撮影。到着した電車が次々に折り返していきます。

この路線では201番を走っていた連接車をボギー車にしたような電車が主力になっていました。

 

上の写真と同じ場所。撮影者の左手方向が201番路線の大連火車站方向、背後が同じく沙河口車站方向です。

 

解放広

 

ここから先は専用軌道になります。画面左側には車庫がありました。

 

 功成街 -ー和平街

 

専用軌道に入ってすぐの沿線はアパートと工場などが混在する市街地でした。

 

 

 

広い道路と並行するようになると沿線は公園やメッセ施設などがある高級住宅地風の風景になります。

 

星海公園 -ー黒石礁

 

この辺りは満洲国時代からのリゾート地だったそうです。

 

黒石礁

 

当時の終点だった黒石礁を発車した電車です。

 

黒石礁の終点です。

 

広い道路に並行した専用軌道の沿線風景が平凡だったことに加え、電車の形状も味わいがないので良い印象がなく写真もあまり撮らずに戻ってきてしまいました。

 

次回は203番路線を紹介します。