今日の関東はちょっと寒いくらいでしたね。 本日のKさん撮影seriesは、2011.5.21の只見線C11と磐越西線(後藤デフのD51498)のハシゴ記録の前半とのことです。 代理投稿 by D51338
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Kです。昨日の当ブログで只見線キハ40の配給回送が紹介されましたので、というわけではないですが(笑)本日から6回ほど、「ステイほぼ会津」で掘り鉄したいと思います。
まずは2011.5.21土曜日、只見線の「SL会津只見10周年号」と磐越西線の「D51ばんえつ物語号」を一日でハシゴ撮影した記録を、2回に分けて紹介します。
2011年と言えば忘れもしない東日本大震災の年。
それでも比較的被害の少なかった会津地方では、5月の新緑の時期に合わせ設定されたSL列車の運行が予定通り行われました。
ところがこの直後の7月の豪雨で只見線がズタズタにされ、会津川口-只見間は今日に至るまで代行バス運転のままとなっています。そんな束の間の平穏な時期に行われた、私にとっては大イベントでした。
① 只見線 塔寺-会津坂本
皆様ご存知、七折峠サミット近くの道路陸橋のところです。晴れると逆光がきつくなるので、この日のような薄曇りの日の方が新緑が映えてキレイです。ただこの時のヘッドマーク、あまりに列車名そのままでちょっと・・・。
只見線のSL撮影は平日のHM無しの試運転のときに休暇を取って出かけることが多かったのですが、このときはD51とのハシゴ撮影をしたかったので敢えて週末に出かけました。
② 郷戸-滝谷 これも有名撮影地の古屋敷での撮影です。
とにかくものすごい撮影者の数だったので、列の一番奥の方に入って場所を確保しました。S字の最初のカーブのところを望遠で。
③ 同 二つ目のカーブの方は、列の奥の方からだとサイド気味の撮影となります。ちょっと煙が薄くなりましたが、新緑がキレイなので良しとしましょう。
④ 磐越西線 上野尻-野沢
ここで只見線から離れ、磐越西線にワープです。結果的には只見までのSL運転はこの時が最後だったのでちょっと勿体ない気もしますが、後藤デフのD51498を撮りたくてこちらを選びました。古屋敷からだと会津西方-野沢を山越えで結ぶ国道400号(国道とは思えない狭くカーブの多い山道ですが、何度も通るうち慣れました)で向かったと思います。
2017年5月には会津宮下の発車を撮ってからこの写真の少し先、上野尻寄りのところでC57180と藤の花コラボをいただきましたが、懲りずに同じことをやっています。
⑤ 野沢-尾登 磐越道西会津インターからの道が合流する踏切のそばだと思います。追っかけているうちに間に合ってしまったので撮ったのでしょう。
白い曇り空ですが水鏡になっていますし、この場所でこのナイスな煙はちょっと意外です。
⑥ 山都―喜多方 その後一ノ戸川橋梁でもしっかり間に合っています。
山都から喜多方に向かう道路は鉄橋をくぐり急坂を登りますが、その右側の丘の上からの撮影ではないかと思います。
⑦ 同 下の方の電線がちょっとうるさいですね。D51498は2010年の春に後藤式デフ+集煙装置が装着され中央本線の甲府-小淵沢での運転が行われましたが、後藤デフは2011年6月まで装着が続けられ、検査でお休みのC57180の代役で走った磐越西線でもその姿を見せてくれました。
⑧ 只見線 会津水沼-早戸
D51の会津若松での折返しの間、もう一度只見線に戻り撮影です。山都からですと只見川の会津坂本の対岸から柳津に出て、あとは国道252号で行ったと思います。
只見川の右側に写っているのは下大牧集落。一度ここの俯瞰を撮ってみたいと思っていて、只見からの追っかけだと間に合いにくいこの場所に少し早めについて列車を待ちました。手前にツツジの花も写り、新緑が鮮やかですね。
あ、⑧に列車は写っていません。それは次回のお楽しみに。