仙台地区の最後の2ドア車 | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

ブログでは鉄道、出来事、仙南の事、AZ9アクターズ、えずこホールの公演やイベント、仙台89ERSの事を書いています。

ブログへのコメントといいねを受け付けています。
リブログも遠慮なく受け付けています。
18禁はお断りしています。

おばんでございます。いつも、ブログへ「いいね」をくださいまして誠にありがとうございます。今回は、仙台地区で最後となる2ドア車の電車の事をブログへ書いてまいります。

 

かつての仙台地区の電車は、元は私鉄だった仙石線を除けば、1両につきドアが2つだけの電車がほとんどでした。これには、仙石線は元は私鉄であったため直流電化されているため、元は首都圏の山手線で使用されていた電車が使用されている、東北本線や仙山線、常磐線(現在では上野東京ラインともいわれている)では交流電化ですので、当然、仙石線と同じく、首都圏で使用されていた電車を転属させるという事は出来なかった。そのためか、新型式である417系、急行型から転用した電車、急行型電車の車体更新改造した近郊型電車(車体だけは近郊型電車として製造して、台車等の足回り品は急行型からの流用)、さらには寝台電車から改造された電車が導入されていた。

 

長年にわたって、国鉄型2ドア車の電車が残っていた仙台地区だったが、2007年になってから、要約して新車であるE721系が導入されるようになった。その新型車両E721系は、長年にわたって仙台で運用されていた国鉄型電車の置き換えを目的として製造されました。仙台地区で運用されていた国鉄型は、2ドア車(1両につき乗降口が2ヶ所)である事もあり、ラッシュ時には乗降に時間がかかっていた(とくに、急行型から転用された電車であれば、デッキがある事から、さらなる混雑とかも激しかった)問題もあった。さらに、バリアフリーの問題もあり、その問題を解決すべきとしてE721系が導入となり、2008年までに仙台地区からは2ドア車の電車は姿を消したと思われた。仙台から2ドア車の電車が消えたのかと思われたが、そうではない。なんと、阿武隈急行線から乗り入れている電車があり、その阿武隈急行線から乗り入れる電車だけは乗降口が1両に2ヶ所で、仙台地区を走る電車としては、唯一、最後の2ドア車となっています。

 

現在、仙台直通の列車は今月の18日から8100系からAB900系へと置き換わっている(15日に阿武急のHPを見てわかりました)

 

余談だが、自分が幼い頃から、仙台地区で運用されて来た2ドア車の電車も、ほとんど、全てが引退となってしまったが、残るは、阿武隈急行の8100系だけである。阿武隈急行8100系も、今後は、AB900系へと置き換えが始まっている事から、将来的には3ドア車への統一となってしまうものとなる。