松本電鉄ED402と岳南電車ED403を作る
みなさんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
今回は昨日制作した松本電鉄ED402と岳南電車ED403の制作記事です。
2機しかいないED40形のそれぞれ登場時と晩年の姿を制作しました。
それでは早速制作記事へ…。
材料は鉄道コレクション岳南電車ED40形(ED402)です。
サクッとバラして、
IPAに漬けて脱色した後綺麗に洗浄して塗装へ。
岳南電車ED403は白サフを吹き付けた後、GMカラー㉘アイボリーBを吹き付けます。
マスキング後Mr.カラーシャインレッド(79)を吹き付けます。
この製品は側面のルーバーが窓パーツに付いているのでこれも塗装します。
マスキングをはがすとこんな感じです。
車体部分は黒色なので裾以外をマスキングして黒を吹きます。
悪くないですね。この後細部の吹込みなどを修正します。
松本電鉄ED402は塗装はそのままで岳南の社紋をコンパウンドで削り落とします。
飾り帯にはガイアノーツ製GP-08プレミアムクロームを使用しました。
エアブラシで吹き付けるだけでメッキのような銀色が出せるのでかなり気に入ってます。是非お試しあれ。
こんな感じです。
松本電鉄ED402と岳南電車ED403の両方にオリジナルのインレタを転写します。
こんな感じです。岳南電車ED403の正面のマークは転写しにくかったので、一旦デカールシートに転写したものを貼り付けました。
連結器周りは製品のままではカプラーが台車マウントになってしまい、エンドビームもなくなりデッキの下がスカスカでカッコ悪いので、3DCADで製品のデッキを元にボディーマウント化用のパーツを自作。
こんな感じの物を出力しました。ついでに松本ED402用のスノープラウも制作。
ちなみにエンドビームはED402とED403で作り分けができるように二種類作りました。
台車類と一緒に塗装して組み立てて…、別で塗装した製品付属の手すりを差し込みます。
カプラーはKATO製の物を使用、連結器横にはTOMIX製のEF63用のブレーキホースを取り付けました。
パンタグラフはプライマーを吹いた後ガイアノーツ製のダークステンレスシルバーを吹き付け碍子とスリ板を塗分け、屋根と一緒にMr.カラーダークアース(22)でウェザリングします。
窓ガラスを元に戻して車高を下げたTM-ED01動力ユニットと合体させて完成です!!
松本電鉄ED402、複数のダム建設の為松本電鉄に導入された日車製電気機関車。
国鉄ED60ゆずりのデザインにパノラミックウィンドウを装備し、降雪地帯の長野で使用されるためスノープラウを装備しています。
国鉄風の飾り帯も相まって国鉄電気機関車を思わせる重厚な見た目をしています。
そういえばデフロスターを付け忘れているような…。
一方こちらは岳南電車譲渡後のED403、晩年は日本大昭和板紙のコーポレートカラーとマークが入りポップな印象に。
登場時の重厚なイメージとは真逆でギャップが面白いですね。
青色のワム380000やコンテナ貨車と組み合わせて遊びたいですね~。
ところで、今回の工作で使った3Dプリント製のデッキパーツ、せっかく作図した訳ですしこの二両だけで使い終わるのも勿体ないですよね?(いや、実車は2両しか居ませんが…)
ということで、私と同じようにED40形のカプラーで悩んでいる方へ…、このカプラーセットをBOOTHのイナリ工機のページで販売することにしました!!
ご購入はこちらからどうぞ~!
今回は以上です。ではまた。