4日目:築100年のレトロ木造駅舎、嘉例川駅 / フェリーと鉄道で巡る九州-13 | ♡乗り鉄女子の温泉&グルメ旅♡

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前回(鹿児島中央⇒吉松 特急はやとの風に乗車!)からの続きです。

「フェリーと鉄道で巡る九州」と題して

2019年末から2020年の年始にかけて行った

名古屋駅発着の九州旅行での出来事について綴っています鉛筆

 

今回は特急はやとの風の最初の停車駅、

JR肥薩線 嘉例川(かれいがわ)駅について

ご紹介します!!

 

サーチ特急はやとの風についてはこちら

 

 

嘉例川駅

 
鹿児島中央駅を出発してちょうど1時間後、
特急はやとの風は最初の停車駅、
嘉例川駅に停車します電車
 
鹿児島県の中央部に位置し
山深い場所にひっそりと駅舎が
佇んでいます。
 
一駅先の霧島温泉駅その名の通り
温泉郷として有名で、少し足を延ばせば
標高1700mの韓国(からくに)岳からなる
日本最初の国立公園の一つ、
霧島錦江(きんこう)湾国定公園もあります。
 

 
なぜこのような山深い所に
線路が走っているか?
 
それは、肥薩線が開業した
明治30年代(1900年代はじめ)当時、
戦争時に敵からの艦砲射撃の標的となりにくい山越えルートが好まれたからでした。
 
この後のブログでご紹介する予定の
日本初のループ線、スイッチバックなど、
山の急勾配を克服するため難工事を
余儀なくされましたが
戦争の足跡迫る当時はそんな状況でも
鉄路が必要とされたのでしょう。
 
 
ちなみに肥薩線という名称は
肥後(熊本)と薩摩(鹿児島)を
結ぶ路線であることに由来しています。メモ
 
写真には映っていませんが
こちら↓に映っているホームの対岸に
もう1つホームがあります。
 
現在は使われておらず、草が茂っていますが
地元のボランティアの方々の手により
今でも大切に保存されています。
 
 
こちら↓が駅舎。
まるでタイムスリップしたかのようです。
 
年末年始ということで、
入口の両側には門松が置かれています門松
 
 
駅舎に入って天井を見上げた図。
使われている木材の1つひとつが
明治時代からここに存在しています。
 
 
嘉例川駅の駅舎は
明治時代の貴重な遺産として
平成18年(2006年)に
国の登録有形文化財
指定されています。
 
 
駅スタンプはこんな感じ。
一番見たい駅舎の部分がどう頑張っても
うまく写りませんでしたが...(笑)
 
嘉例川駅では
停車時間が8分しかないので
スタンプに駅舎の撮影にと
かなり慌ただしいですw
 
加えて駅スタンプは
当然ながら1個しかありませんので
停車してすぐか
発車する直前の混んでいないタイミングで
押しに行くのが賢明かと思います。
 
 
まるで博物館に行ったかのように
当時の面影を感じることができて
とてもいい場所ですね音符

次回は、嘉例川駅と同様に
開業当時の駅舎が現存する
大隅横川駅についてご紹介します!!
 
過去の旅行記
2019.12 [フェリーと鉄道で巡る九州]
 
2019.8   [乗り鉄女子旅in北海道]