2020年度の関東大手私鉄の設備投資計画についての記事を書きたいと思います。

1回目は3月25日発表の東京メトロです。

 

https://www.tokyometro.jp/corporate/profile/scheme/pdf/plan_2020_1.pdf

 

該当箇所のみ抜粋

 

(3)新型車両の導入 

ア 新型車両については、有楽町線・副都心線への導入を開始するとともに、日比谷線への導入を完了する。

イ 安全性向上のため、脱線検知装置の搭載、車両情報管理装置の次世代化等、新技術の導入を推進する。また、車内の快適性向上のため、座席幅の拡大、車内フ リースペースの増設及び車内空調設備の高性能化等を推進する。加えて、環境 負荷低減のため、永久磁石同期モーターの採用等による省エネルギー化を推進する。

 

(6)輸送サービスの改善 

ア 東西線において、混雑緩和及び乗降時間短縮による遅延防止を図るため、茅場町駅におけるホーム延伸、木場駅におけるホーム・コンコース拡幅、南砂町駅 における線路・ホーム増設等を実施する。また、将来的な列車増発に向けて飯田 橋駅~九段下駅間における折返し設備整備を推進する。 

イ 銀座線において、遅延吸収能力の改善等、輸送の安定性向上を図るため、浅草駅構内の折返し線整備を推進する。

ウ 丸ノ内線、日比谷線及び半蔵門線において、高い遅延回復効果を得ることが できる CBTC(無線式列車制御)システムの導入に向けた取組みを推進する。

エ 東武線・日比谷線相互直通列車において、有料座席指定制列車「TH ライナー」 の運行を開始する。 

オ 日比谷線において、虎ノ門ヒルズ駅開業に合わせてダイヤ改正を実施し、朝・ 夕時間帯の霞ケ関駅~中目黒駅間列車を増発する。 

カ 有楽町線豊洲駅において、混雑緩和を図るため、改札機増設等の工事を完了する。

キ 有楽町線・南北線飯田橋駅において、混雑緩和を図るため、改札内広間の拡幅、改札機の増設等の工事を完了する。

ク 南北線において、当社車両の8両編成化及びこれに伴う駅設備等の改修を推進する。
 

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