Bトレ機関車に2軸貨車をトコトコ牽かせるのは、見た目にかわいく、ミニレイアウトにも好適です。
ただ、フルスケールのワム80000は、Bトレ的にはワキ5000になってしまいます。
だいぶ前になりますが、ワムハチなどを40ミリショーティ化しました。
前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/15/010956
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/06/01/165744
これにカトーカプラーをつけようとしたのですが、なかなか上手くいかず、走行中の解放や脱線に悩まされました。今まではアーノルドカプラーのザックリ感にだいぶ助けられていたようです。
2軸貨車へのナックルタイプのカプラー取り付けは、Nゲージでも様々な記事があるようですが、当鉄道では以下の条件を解決する必要があります。
・ショーティにしたタネ車のメーカーが不明(カトーやトミックス、トミーナインスケールまで混ざっているような、、、)
・Bトレミニレイアウトの急カーブを通過する
写真右のワムハチは、タネ車のカプラーポケットを活かし、オーバーハングをそのままにシャーシを短縮したものです。車軸が中央に寄っています、、、。ナベトロのようで可愛かったのですが、連結時などにレール方向に転びやすいことと、オーバーハングの長さにより、カーブ通過時のカプラーのレール中心線からのズレが大きくなるため、改良することにしました。
写真左のワムハチは、車軸を出来るだけ外側にしたものです。
右ワムハチは、カトーカプラーの根本を小さく切って、純正カプラーポケットにセットしたものですが、首は少し振るものの工作精度が悪いせいで走行中にすぐに解放してしまったりしました。
左ワムハチは、割り切ってシャーシにカトーカプラーを直接接着してみました。
オーバーハングを短くしたとは言え、S字などでは完全固着したカプラーはこのくらいズレます。カプラーや車体向きでの緩さで吸収するには、限界ギリギリという感じで、やはりC140を使うレイアウトで遊ぶには、カプラー首振り機構は必須と感じました。
カプラーポケットを3Dプリンタで作る方法なども考えましたが、精度よく設計する自信がありません。悩んだ末に思いついたのは、縦の薄い板にカプラーを接着して台枠に取り付ける方法です。
燐青銅の板を使おうかと思いましたが、それでもBトレ自重などを考えるとバネが硬すぎます。画用紙くらいの柔らかさでちょうどよいくらいです。そこで、クリアファイルを小さく切って使うことにしました。
小さい短冊状に切ったクリアファイルの両端に、カプラーと小さなブロックを接着して、ブロック側をシャーシに接着します。
大変手抜き工作ですが、一応首を振るようになりました。
できました。
ワムハチです。切り継ぎがあまりに雑ですが、かわいいです。切り継ぎ断面は一応ダイソーのアクリル絵の具でトビ色に塗っておきました。
冷蔵車です。
混結用に黄色いタンク車を一両増備したくなってきました。
昔の貨物列車、よいムードです。
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