平松駅【兵庫県】(山陽電鉄網干線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
兵庫県姫路市南西部の大津区 (地区名。行政区ではない) 内の住宅地の中にある山陽電鉄網干線の駅、
平松駅 (ひらまつえき。Hiramatsu Station) です。
 
 
駅名
平松駅 (SY 55)
 
所在地
兵庫県姫路市
 
乗車可能路線
山陽電気鉄道:網干線 
 
隣の駅
飾磨方…………山陽天満駅  
山陽網干方……山陽網干駅 
 
訪問・撮影時
2019年3月
 
 

平松駅の駅舎です。ホームの南西側(山陽網干方下り線側、海側)にあります。
山陽電鉄の他の駅でもよく見られた三角屋根の駅舎が現役です。三角屋根の駅舎は少しずつ減少しています。
 
 

駅前(南側)の様子です。
駅周辺は住宅地で、結構住宅が密集しています。駅近くに農地は見られません。
また、写真の道路はかつて商店街だったようにも見えます。

そして、駅北側にも住宅地が形成されています。
 
 

改札口の様子です。
平松駅は無人駅で、窓口のシャッターが閉じられています。係員とはインターホンでの対応となります。
交通系ICカード『PiTaPa』などに対応の自動改札機が2通路並んでいて、右手前には自動券売機があります。
改札機の上には液晶モニターがあり、緊急時の注意事項などが流れています。
また、改札口の左手前には飲料自動販売機があります。
トイレは改札内にあります。バリアフリー対応のトイレは設置されていないと思われます。
改札口とホームの段差はスロープで解消しています。
 
 

ホーム側壁に取り付けられている電照式の駅名標です。
山陽電鉄の標準デザインで、駅ナンバリングも表示されています(SY 55)。
また、副駅名である(大和工業グループ最寄駅)も併記されています。
 
 

平松駅は相対式ホーム2面2線の構造で、有効長は3両分です。
各ホームとも上屋は山陽網干方(写真手前側)の1両分のみです。番線は設定されておらず、駅舎に面した右側ホームが下り山陽網干行き、左側ホームが上り飾磨方面です。
駅舎・右側ホームと左側ホームの間は撮影地点の背後にある構内踏切で結ばれています。
上屋の下にはベンチが設置されています。
写真は飾磨方を望む。
 
 

飾磨方を望む。山陽電車の網干線は全線単線ですが、複線分の用地が確保されています。
この先、西汐入川を渡り、田畑も混在する整然とした住宅地の中を東北東へ進むと山陽天満駅へと至ります。
 
 

山陽網干方を望む。すぐ先に前述の構内踏切があり、左奥には駅舎・改札口がありますが、ホームと改札口の間は少々距離があり、また屋根が設置されていません。
この先、大津茂川を渡り、農地の混在した住宅地の中をしばらく西南西へ走ると電車は減速し、終点の山陽網干駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が平松駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。かつて多くの駅で見られた三角屋根の駅舎が現存していて、構内踏切も残っており昭和時代にタイムスリップした感覚を味わえました。また、駅前は住宅地で、これといった特徴は見られませんでした。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で姫路駅まで行き、隣接する山陽姫路駅から山陽電鉄本線の直通特急または普通に乗車して飾磨駅で下車。さらに網干線の山陽網干行き電車に乗り換えて当駅下車です。若干タイトな日程になりますが、じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと大阪駅からJR神戸線の新快速に乗り姫路駅下車、以降は上記のルートで到達できます。余裕で日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニ、スーパー、気軽に入れる商店、飲食店は一切ありません。最寄りのコンビニは約650m北東の場所で、近くありません。また、飲食店のチェーン店は約450m南西に「CoCo壱番屋」が、約650m南西に「吉野家」がありますが、やはり近くありません。必ず事前に用意しておいて下さい。
 
東京からの到達難易度はやや高いですが、山陽電鉄網干線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は平松駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)