2019初秋の名古屋・信州旅行記⑨夜の観光列車「ナイトビュー姨捨」 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

姨捨駅は篠ノ井線の無人駅。

スイッチバックがあることでも知られています。

そして、ここは日本三大車窓(狩勝峠・姨捨駅・矢岳駅)の一つ。

昼間は善光寺平の絶景が広がります。

 

そして夜は…

 

このように美しい夜景が見られるのです。

6月には棚田に水が張り「田毎の月」が見られるとか…(駅から見られるのかはわかりませんが)

日本三大車窓の夜景、一度見てみたいと思っていたので今回降りてみました。

 

 

駅名標はスイッチバック駅であることを表す表記。

 

ホームから張り出した展望デッキもあります。

 

さて、今回ここに降りたのは姨捨の夜景を見るためではありますが、もう一つ快速「ナイトビュー姨捨」に乗るというのも目的です。

 

ナイトビュー姨捨は毎年5月下旬~9月の主に土曜日の夜に長野~姨捨間を1往復する観光列車。

使用車両はHB-E300系「リゾートビューふるさと」編成。

以前リゾートビューふるさとで乗車したことがあります。

 

長野からナイトビュー姨捨でやってきてここ姨捨で1時間滞在し、帰りの同じ列車で戻るというのが一般的ですが、今回は松本方面からやってきたので復路のみの乗車となります。

 

ナイトビュー姨捨の往路はすでに回送となって消えており(前回聖高原で見たのがその編成)、乗客は駅舎の中に入った後でした。

 

乗客をもてなすべく、地元の方が笛を演奏していました。

夜景と相まって雰囲気が高まりますね。

 

駅舎は木造。1934年に建てられたもので、復元工事が行われたこともあり、ノスタルジックな雰囲気です。

 

跨線橋を渡って駅舎の方へ。

 

駅舎の中では地元の方による味噌汁と甘酒の振る舞いがありました。

 

これもナイトビュー姨捨停車時限定のおもてなしです。

今日は味噌汁ばかり飲んでいるような気がしますが…(笑)

 

お隣では姨捨の駅名にちなんで「姨捨伝説」の朗読が行われていました。

 

せっかくなので駅舎の外へ。

夜になると木造駅舎の魅力が2倍になるような気がしますね(笑)

 

ちなみに駅舎の隣にはこんな建物も。

こちらは ラウンジ「更級の月」。

 

クルーズトレインTRAIN SUITE「四季島」用のラウンジで一般客は利用することができません。

この日は四季島の運行があるため、準備が行われていました。

 

ナイトビュー姨捨発車と入れ替わりで入線することになっています。

 

一度は四季島乗ってみたいですね…

 

さて、そろそろナイトビュー姨捨に乗る時間がやってきました。

 

 

 

聖高原で待機していたHB-E300系2両編成が入線してきました。

 

行先表示機は星と月のイラスト入りのかわいらしいもの。

 

全車指定席です。

 

 

跨線橋を渡り、乗り込みます。

 

地元の方に見送られて出発です。

 

夜景を眺めやすいよう、発車後すぐ車内が減光されます。

 

夜景を見ながら列車は下っていきます。

 

途中・桑ノ原信号場で停車。ここで四季島とすれ違ったらしいのですがよくわからず…

 

桑ノ原信号場を過ぎると室内灯が再点灯。

 

しなの鉄道との接続駅・篠ノ井に停車。

 

展望スペースで前面展望を楽しみつつ…

 

姨捨から30分強で終点・長野に到着しました。

 

 

今日は長野泊まりです♪

 

でも、まだもうちょっとだけ今日の予定は続きます。

それはまた次回です。

 

★乗車データ

8233D 快速ナイトビュー姨捨 長野行き 姨捨(20:24)→長野(20:59) HB-E300系 リゾートビューふるさと編成

※9月21日乗車