こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、ジャンパ栓パーツの無い客車に自己流で表現して、最後尾の姿を引き締める記事の第2弾、旧型客車編です。

 

右が今回苦労して改造したスハフ42、左が20系の電源車カニ21 どちらもKATO製です。

カニ21は購入当初ジャンパ栓表現の無い製品でしたが、最近カプラーパーツが発売されたため購入して接着剤貼付けでした。が、スハフ42など旧客は基本パーツの発売が無いので、自分で何とかしよう と、雑誌やネットで見つけた写真に合わせて細かく切り貼りして再現しています。旧客もリアルなパーツが存在すると良いんですけどねー。

 

といいつつ、TOMIXにはダミーカプラーとしてパーツが付属している製品がありました。

それが写真右のオハフ61 品番8521です。先日の客荷混結846レの最後尾に繋がる車両です。

 

オハフ61をバラしたところです。内側(左)と外側(右)の2枚パーツを組み合わせて、TNカプラーと同じように取り付けられます。私はMicroTrainsカプラーを使用するのでこの2枚のパーツを取り付け、穴を開けてMicroTrains No.2001をねじ止めしています。左側パーツの中心部は左右に振れた時にカプラーが干渉しないよう、切り欠きを広げています。

 

ねじ止めしたところです。連結器の開放テコ?左から中心まで伸びる横棒状のパーツがジャンパ栓ケーブルより外側に出るのが違和感だったので、斜めになりますが手前側に来るようにしました。

内側のパーツはTNカプラーと同じ形状で、TN化する時は外側だけ取り付ける という設計のようです。

この車両はパーツがあったので楽でした。旧客の雰囲気を上手く出してくれるのでダミーカプラーパーツ(PZ6257)のみ追加購入して、他の車両にも応用します。

 

さて、写真左のマニ36(TOMIX 8526);東北本線急荷35レの最後尾車両です。2枚目の写真左も同じ車両のEnd違い、両End尾灯点灯化し、ジャンパ栓表現を行った車両です。オハフ61と同じTOMIX、PZ6257がそのまま使えるか?と思ったのですが、そう甘くはありませんでした(笑)。ハマるにはハマるけれど車体とパーツの間に隙間が空いてしまう..なので、切り貼り作戦 となりました。

 

右のオハフ33(KATO 5128-4)は旧型客車編成の最前部車両、KATO製なので上記パーツ取付が想定されておらず、同じように切り貼り作戦です。

オハフ33への施工途中の様子です。内側のジャンパ栓パーツの中心部切り欠きを拡張し、爪をカットし、長さを短くして接着剤で貼り付けたところです。この後穴を開けてMicroTrainsカプラーをねじ止めし、右に写るパーツの両端をそれぞれ切り出して整形し、これも接着剤貼付けです。マニ36も同じ施工法でした。

 

写真左、マニ36はKATOのスロネ30改造車、品番10-880 10系急行津軽セットに入っていたものですが、今はVol.48動画で走った急行鳥海編成の後ろから3両目に繋がっています。羽越本線内はスニ41,40が切り離されるのでこの車両が最後尾になる と施工しています。(動画では切り離さずに走っちゃいましたが 笑)。この車両も同じようにTOMIX PZ6257パーツの切り貼りで表現しました。

 

ややこしかったのが写真右のスハフ42、KATOの品番5134-2です。TOMIXの同車製品にはオハフ61と類似のダミーカプラーパーツが付いているようなので、最初同じくPZ6257改造でいいかな?と思ったのですが、調べるとどうもスハフ42は異なって見えたのでちょっと凝ってみました。

出発はKATOのスハネフ14用ジャンパ栓Z05-1787、贅沢に2つ使っています。そのほかに..

KATOのED75先代(品番3029、3030など)のカプラーパーツから、写真のようにKE-3ジャンパ栓を切り出し、0.4mmの穴を開けてエナメル線を通してケーブルを表現します。もう1つ、右端のKE-3も切り出して使います。

右上のセロテープでくるまれているのはZ05-1787パーツ加工中のもの、左側に2本あったジャンパ栓ケーブルの1本をカットし、無理矢理整形して両ジャンパ栓間を1本で繋いで接着剤固定しているものです。この部分を切り出して左右逆転、スハフ42では右端に使っています。

KE-3にケーブル表現を付けたものは連結器のすぐ左に。このジャンパ栓は実車を見るとだいぶ手前にあり、車体に貼り付けるのが良かったのかも知れませんが、車体接着剤直付けは耐久性に難ありと思い止めました。他にもベタベタ貼り付けてそれっぽく?表現しました。

 

そのスハフ42が最後尾の旧型客車編成、KATOのED75 1004(3075-1)が牽引します。カマ次位がジャンパ栓表現を行ったオハフ33です。施工によりカプラーの左右振れ幅が小さくなっていますが、Myレイアウトでは順調に動いています。が、急なカーブが左右に続いたりすると厳しいかもしれません。

(Myレイアウトでは基本R315以上、本線はR381以上としています。一部R282がありますがポイントの直近に15°が1本だけ というのが数か所、連続カーブはありません。)

 

その旧客編成のしんがりにスハフ42、ちょっと凝り過ぎた感もありますが、やはり引き締まります。

この編成はセット物のとっかえひっかえなどで段々長くなり、12連になっています。仙台近郊にはこの長さの列車があったようですね。自分が撮影した白河近辺では10連程度での運転だったと思います。今思うと旧客は編成が長かった..

12連でも最新メカのKATO機関車牽引なので、登坂能力に問題はありません。

 

編成の両端と、端に出る可能性のある車両にジャンパ栓表現を入れてきましたが、旧客についてはこれで終了です。編成替えの際は追加で同じように施工すれば良いでしょう。

残るはワサフ8000、スニ41といったパレット車になります。これも近いうちにどうにかしたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ  Blog村へのリンク

 

イメージ 14 鉄道.comへのリンク(Blogページへ)