いつも当ブログをご訪問を頂きましてありがとうございます。
緊急事態宣言が39県で解除されました。とはいえ大都市圏ではまだ継続中で当ブログタイトルの京阪神も未だ緊急事態のままです。
何が正解かは誰もわからない中ですが、収束に向かう日が来ることを信じてできることをするのみ、と自分に言い聞かせながら日々を過ごしています。
そんなことを考えていると、ふと「しあわせって何だっけ」というフレーズを思い出しました。
大昔明石家さんまさんが歌っていた唄のフレーズで、キッコーマンのTVCMの曲だったのをうっすら覚えています。
その時の「しあわせって何だっけ」という問いに対する明石家さんまさんの解答は「ぽん酢しょうゆのあるうちさ~」でした(※CMバージョンのみの歌詞です)。
今からしあわせを求めてぽん酢しょうゆを買いに行こうと思います。
本日ご紹介したいBトレインショーティーは、「しあわせ」と言えばこういう黄色を思い出す一定世代より上の方に向けて、こちらの車両をご紹介させて頂きます。
西武鉄道 旧101系 旧塗装 です。
登場時期は西武秩父線の開業と同じ1969年で、勾配区間の続く秩父線での運用を見据え、高出力のモーターと下り勾配でのスピードの出すぎを抑える抑速ブレーキを備えた車両として登場致しました。
101系は製造年によって前面デザインが異なります。製造年が古く低運転台で701系で採用された前面デザインを踏襲している車両を旧101系、製造年が新しく、高運転台で後の3000系と同じような前面デザインの車両を新101系と分類するようです。
そういう意味で言うと、こちらは旧101系ということになります。
私の知る101系はまっ黄色のイメージだったのですが、登場時は側面窓周りにベージュの帯を巻いていたそうです。
私にとって西武といえばこの旧101系。昭和の西武通勤車両を代表する車両だと勝手に思っております。
非貫通前面に前照灯を2灯、ステンレスの飾り帯。こういうのは分類として湘南顔には入らないのでしょうか。
以前、Yahooブログ時代にも書きましたが、この西武独特のステンレスの飾り帯は「デーモン小暮閣下のほっぺた」に見えてしまいます。
通販番組の(※個人の感想です)を冒頭につけたうえで申し上げますが、個人的な印象では安定の「ザ・西武顔」、後の西武2000系、3000系、9000系もこの系統のお顔を踏襲しており、前照灯・飾り帯などを引き継いで行きました。
西武の通勤車=レモンイエローというひと昔前のイメージも、この車両と共に出来上がったように思います。
ALL ROUND SERVICE CAR、略して「ASカー」という呼び名もあったそうですが、今更になって初めて聞く呼び名だったので、定着していなかったのではないでしょうか。
登場の経緯から、秩父線に繋がる池袋線系統での配置がメインでしたが、後に新宿線系統にも投入され、西武を代表する通勤車両となりました。
後には支線運用もこなし、山口線と西武有楽町線以外の全ての路線を駆けることになりました。
まさにオールラウンドの活躍、ASカーの面目躍如です、とさっきまで知らなかった呼称をさも知っていたかのように使わせて頂きます。
現在では旧101系は全車引退してしまいましたが、走行機器などは4000系、9000系に引き継がれました。
今ではもう見られない昭和スタイルの西武車両ですが、三岐鉄道等で同じ顔の元701系が見られるそうです。
昭和スタイルの西武旧101系旧塗装は、思い出の中の誰かを連れてきてくれそうな懐かしさを覚えるいい姿だと思います。↑↑ご紹介済み車両をまとめた索引ページを設けました↑↑