寝台車両の系譜 その3 | 鐵の道

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主に鉄道を絡めた写真を撮っては掲載しています。

20系客車(1958年)
583系(581系)電車(1967年)
14系客車(1971年)
24系客車(1973年)
285系電車(1998年)
E26系客車(1999年)
という順番で登場します。

※ななつ星、瑞風、四季島は割愛します。
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登場年だけ再掲


24系まで紹介してきましたが、寝台車両としては、1973年製造開始、1978年まで製造された24系客車の次に登場したのは、
20年もあいて、285系電車が登場することになります。
車両形式で言うと、とても長い空白期間があるわけですが、

基本的には24系客車を改造した、北斗星(1988年)、夢空間(1989年)、トワイライトエクスプレス(1989年)は、
車両形式的には24系客車ではありますが、中身は、これまでの583系、14系、24系とは似て非なるもので

これまでとは違うもの

というとらえ方をしても良いのではないかと思います。


また、1988年、1989年に豪華列車が、唐突に出てきたわけではないと思います。
資金的には、バブル期だった、ということもあろうかと思いますが、
1988年秋にやってきた「オリエント急行」の存在が相当大きいのではないかと思います。
構想としては、5年ぐらい前からあって、日本で走らせるために、
事前に設計図を入手したり、予備車両を運んできたりしたようですので、
どのような車両、列車で、どのようなサービスを提供していたのかは、かなり調べられたのではないかと思います。


そういう調査、研究対象があって、北斗星やトワイライトエクスプレスが作れたのだろうと思います。