前回、定刻で青森に到着した所で旅の記録は終わっておりますが、青森から富山へ帰る行程も、色々と考えて組んでみました
この時点で北陸新幹線はまだ工事中
でも在来の北陸本線はJRから見放されることが確定済み。
ではその先達となる、JR東北本線から見放されて第3セクターへと転身した在来線って、どんな感じなのかな
…という高尚な目的があったわけではないんですが(苦笑)、JR東日本の三連休パスには、3セクの「青い森鉄道」「IGRいわて銀河鉄道」そして「北越急行」の3社には別途切符を買わないでも乗れますよという特典があるので、青森から盛岡まで、で乗り通してみるかと思った次第です
「あけぼの」が青森に着いたのが9:52、目指す「青い森鉄道」八戸行きは、10:42発です。「あけぼの」の余韻に浸っていると、実はあまり余裕がありません
青森なんて滅多に来れないですから、ゆっくりしたいところですが、鉄ヲタはそれよりも乗車優先(苦笑)
やはり富山とは違う豪雪地帯ですね
ここまで列車が雪にまみれるなんて、なかなか無いですよ
それでも八戸行は、定刻に青森を出発いたしました
はい、あっという間に八戸到着です
いや~早かった
青森を出たと思ったら、もう八戸でしたから
…要は鉄ヲタともあろう者が、車内で爆睡してしまったという訳です(苦笑)
青森駅出発時は立ち客も出るほどで、かなり混雑していました。
列車の窓ガラスは曇っちゃってますし、写真なんか撮れる状態じゃないなと思った所までは覚えているのです。
その次の記憶は、八戸駅到着のアナウンスでした
嗚呼、残念な奴
その八戸では、30分ほど乗り換え待ちがあるので、軽く昼食を摂ったり
構内をうろうろ
ちなみにこの右側が、これから乗る「IGRいわて銀河鉄道」の車両です。
まあ元をただせば、JRの701系に辿り着くんですけどね
また写真を見て頂いたら分かるように、同じ青森県内でも雪の量が違いますね
少しでも八戸は南側だからでしょうか
さて今度はずっと起きてようと思って、列車の先端部の席に座りました。
でも車内の様子とか、車窓とかはなかなか撮れないですね
精々でこれくらいです
ロングシートだと、他人の視線が気になっちゃうもんで…
最近の鉄ヲタには、他人の目を気にしない迷惑鉄も多いですが、私は極力他人様に迷惑を掛けない主義(←ホンマかいな)。
なので(!?)、ボックスシートや転換クロスシートの車両だと、車窓もそんなに他人様の目を気にせず撮れるんですけど、青春18きっぷとかで長距離の列車に乗ろうとした際、それがロングシート車両だとガッカリしちゃうんですよね(笑)
IGRいわて銀河鉄道は、県境付近で再び深くなった積雪をものともせず突っ走り、盛岡に近付くにつれて少しずつ混み始めましたが、定刻で盛岡に到着しました。
ちなみに青森~八戸~盛岡間で、特に3セクだから…という違和感等はありませんでした。
しいて言えば、盛岡駅の改札が分かれてて、盛岡以南に乗り継ぐ際には面倒だなぁと思ったくらいです
ただそれも三連休パスで別途切符を買わないでいいからそう思っただけで、別途切符を買うとしたら、令和2年5月現在では、青森→盛岡で5,590円
仮に新幹線「はやぶさ」ではいくらというと、青森→新青森→盛岡で6,580円(←いずれも通常料金で、ナントカ割りとかは考慮してません)
ほぼ1,000円高いだけで、はやぶさの指定席であっという間に移動できてしまうんですね
まあ富山の人間が書いてるので、実は知らないナントカ割引が地元向けには充実しているのかもしれませんし、一概には比較できないのですが、やっぱり高いな~
と文句を書きつつも、新幹線のせいで仕方なく3セクになってしまった在来線は、頑張ってほしいです
北陸もこの先、直江津から敦賀まで307.9kmが3セクになってしまうんですし青春18きっぷはどないすんねん…ブツブツ
ネガティブなことを書いてますが、盛岡からは初めて東北新幹線に乗ります
その前に、これまた待ち合わせ時間が長かったので、駅ビル地下の食堂街で久々にマトモな食事にありつきました(笑)
盛岡駅地下のとんかつ専門店、むら八というお店でカツカレー定食を食べたんですが、美味かった~
今でも、もし盛岡駅で時間があるのならば、このお店にしようと決めています(その前に盛岡に行くことがあるかどうか分かりませんが)
盛岡名物を眺めて、新幹線ホームに上がり…
そして東京では見れない、はやぶさのキス顔
こうやって、相方のこまちを待ちます。
私ははやぶさの指定券を買っていたのですが、こまちの方が2列×2列シートなので、こまちにしとけば良かったかな
本当ははやぶさとこまちの合体場面を見たかったんですが、私のはやぶさの席はここから遥か離れた4号車のため、こまちの到着を待たずして、この場を離れました…。
転じてはやぶさに乗りますと、これがもうギッシリ超満員札止め
その熱気と列車の暖房と満腹感にやられ、私は再び夢の中へ…
気付いたら大宮でした
嗚呼、又も寝落ちしてしまって、はやぶさご自慢の最高速度320km/hを体感できなかった…
夜行列車の旅は情緒がありますが、翌日に支障が出ます(苦笑)
若い時にはもっと夜行列車が毎日沢山走ってたのに、その頃にもっと乗っておくべきだったなぁ。
さて私ははやぶさを上野で降り、この日の宿がある大井町へと移動しました
あ、私が新幹線で上京してきた際には上野で降りるのはお約束でして、東京まで指定席を買うより190円安く上がるんです(笑)
24時間前は、これから「あけぼの」に乗るんだとワクワクしていたのが、遠い過去のように思われます。
流石にこの日は疲れたので、お宿へチェックインして、コンビニ弁当食べたら、爆睡してしまいました~
かくして東京まで戻ってきましたが、東京で一泊して何しようとしてるのか
次回に続きます~