前回の続きです。

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5月13日は、朝4時にネットカフェを出発、長野総合車両センターで廃車車両を観察した後、松本・信濃大町経由で立山黒部アルペンルートに入り、扇沢と黒部平を往復して帰路につくという行程で旅を続けました。

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松本から先は、激しい雨に降られて散々でしたが、雪化粧された黒部の雄大な山々をじっくり堪能出来、行った甲斐があったと思います。

では、旅の模様をご覧下さい。

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滞在時間が5時間程度のため長野駅近くのネットカフェで一夜を過ごす

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北長野駅方面へひたすら歩きました

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長野総合車両センターでは、JR東日本の車両の検査・機器更新・解体など行っています

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明るくなるまで少々時間があったので長野総合車両センター周辺を散策

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長野総合車両センター正門の向かいには見事なノコギリ屋根の工場がありました

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長野中央警察署の裏辺りの(長野駅から徒歩約30分)高架下にある有名ポイントから廃車車両を観察、左から八高線205系・189系国鉄色・E351系・189系グレードアップあずさ色など解体待ちの車両がズラリと並んでいましたぐすん

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7年前の訪問時は24系客車や211系が解体・改造(中央のみ)待ちで留置されてました

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2018年4月22日の189系M52編成(グレードアップあずさ色)ラストランの様子

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ラストランまで追いかけていた2本の189系やE351系達に、解体の時が迫っている事を実感し切なくなりましたね。(画像は2018年4月27日の189系M51編成(国鉄色)ラストラン)

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対岸の荒屋バス停側へ移動、車両の近くから観察することに(画像のバス停の先を左折すると突き当たりが長野総合車両センター)

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長年留置されている253系・DD16ディーゼル機関車・ED60電気機関車など(左から)は塗装の劣化がさらに激しくなっていた

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E351系と並ぶイタリアンな189系M52編成はライトや前面幕など撤去され悲しげだ

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E351系と並ぶ元八高線205系

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205系は回送車票が貼られたままでした
(川越車両センターから長野までの廃車回送)

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解体業者のユンボを見つめる189系M51編成
(緑の仮囲いの中で数多くの車両が解体された)

もう少し眺めていたい所でしたが、乗車予定の列車の時間が迫っていたので、後ろ髪引かれる思いで長野総合車両センターを後にしました。

かつて中央本線の特急車両として活躍した189系やE351系と最後のお別れが出来て本当に良かったです。

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長野中央警察署裏から徒歩約20分で長野電鉄 権堂駅に到着

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改札口のこの雰囲気たまりませんね

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昭和の香り漂う雰囲気の権堂駅構内

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早朝の約2時間で1万歩以上歩いた事に衝撃を受けました(バッテリーの消費も異常ガーン)

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6:10発の長電長野ゆき8500系に乗車、地下駅だと東急田園都市線と錯覚してしまいますねアセアセ
(長野電鉄も週末パス利用可能路線です)

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乗車券だけで特急車両(E257系)に乗れるのがウリ?の6:55発 快速 松本ゆきに乗車
注意2019年3月ダイヤ改正で廃止

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前日は殆ど眠れなかったので、終点まで一番後ろの座席でリクライニングシート全開にして寝てましたzzzzzz

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松本で大糸線に乗り換え

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10:19 信濃大町駅に到着

信濃大町駅前のバス乗り場で扇沢までの切符を購入し、アルピコ交通の旧型日野セレガに乗車(路線バスでこの仕様は嬉しいですね♪)

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注意下記運賃は当時の料金です

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立山黒部アルペンルートの玄関口である扇沢駅まで路線バス(アルピコ交通・関電アメニックス)が駅前から出ています(扇沢まで片道1,360円)

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路線バスは大町温泉など通り扇沢へ

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約30分で扇沢駅に到着、ウインドブレーカーなど上着が無いとかなり冷えます雪だるま
(1階に切符売場があります)

観光放水が行われていないオフシーズンを狙って行きましたが、外国人団体客で賑わっており(心なしか日本人が少ない印象)、改札待ちの間は異国にいる気分になり日本語が聞こえると安心する状態でしたアセアセ今のご時世でなくてもいるだけで拷問おーっ!

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記念撮影用のトロリーバス(左側)にはラストランまで201日の表示が・・・
記念撮影用の制帽を被って記念撮影

かつて都内や川崎・横浜・名古屋・京都・大阪などの都市部で活躍したトロリーバスは、2018年11月30日の関電トロリーバス鉄道事業廃止によって、国内のトロリーバスは立山黒部貫行の立山トンネルトロリーバスのみとなりました。

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11:30発の関電トロリーバスで黒部ダムへ

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中国人やら大勢の外国人に囲まれた密の状態から解放されトロリーバス乗り場へ

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武骨な車体に可愛らしいラッピング、一見ただのバスに見えますが、屋根にパンタグラフの役割を担う「トロリーポール」があり、電車同様に架線から電力を供給して走るトロリーバスなんですよウインク

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翌年に電気バスへ切り換えられたトロリーバスは鉄道扱いになっています(運転士は大型二種免許と動力車操縦者運転免許(電車の免許)が必要)

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トロリーバスの車内

モーター音(しかもVVVFインバータ制御)を響かせながら走るバスに違和感を感じましたが、とても座り心地が良く、電車とバスが合体した面白い乗り物だと思いましたキラキラ

乗り物に恵まれた今回の旅で、トロリーバスの座席が私好みで一番快適でした。(個人的にE7系新幹線の座席もそんなに好きじゃないタイプ)

次回は、黒部ダム駅から黒部平へ行った模様などお送りします。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
鉄道コム