緊急事態宣言下_京阪神鉄道_その2 ['20年4月] | 吉田の写真日記_鉄道旅行/小世界放浪

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2020年4月11日(土)

祇園のホテルで朝を迎えます。
ホテル内、その周辺の様子だけで
言うのですが、京都の街は人通り
も途絶え、驚くほど静かです。



祇園四条が最寄なので、控えめな行動
を肝に、とにかく京阪電車に乗ること
とします。


歩く人が疎らな四条通り
'20.4.11 祇園四条



昭和を感じされる顔立ちの京阪電車 
2600系  '20.4.11 丹波橋



1000系とのすれ違い
'20.4.11 丹波橋→竜谷大前深草



看板特急8000系

赤・黄途色がひときわ目につく、
京阪特急が頻繁に走ります。
車窓から桜が見えた竜谷大前深草駅
で下車。


竜谷大前の小学校も門を開く
気配はない


残念ながら線路と桜を絡められる
場所はなく駅に戻ります。
天気も曇りがちになったこともあり、
電車を撮るのに街中をちょろちょろ
するのは止めにして、今日はひたすら
前面ウォッチャーとなることにしました。


6000系
'20.4.11 竜谷大前深草



どこか印象深い駅名。
人のいないホームの向こうに桜が咲く


深草から駅名変更されたのが’19年10月
新駅名で枕が付いた方が、何か奥ゆかしさ
漂う感じなのが不思議です。

電車に乗って車窓から、興味深い
京阪の車両と触れ合います。
まず下り各停最前席に乗車。
乗った区間は竜谷大前深草から牧野まで


大体この位が平均乗車率
'20.4.11 京阪電車各停内



2400系



JRA京都競馬場を左手に進む

無観客開催続く淀の競馬場です。
以前私が競馬観戦で訪れたときは
地表のホームから歩きましたが、
見違えるほど綺麗な高架駅に
変わっていました。
高架駅変更は、下り線が2009年9月、
上り線は2011年5月とのこと。
10年も前に変わっていたのですね。



淀のパドック
’01.4.15 京都競馬場


京都競馬場と言えば、第三コーナー
の坂が有名
(杉本アナの実況が聞こえてきそう)
ですが、この円形パドックも独特です。



’01.4.15 淀駅

私の感覚は20年前のままでした。
移り変わりは早いものです。


淀駅手前、8000系ファーストナンバー
とすれ違い





鉄橋内で2600系とすれ違い

前面車掌側窓が二段窓。
私が持っているおけいはんの
イメージはこの顔です。


枚方市ホームでの指差し確認

どうしても「ひらかた」と言葉が出て
来るまで数秒の間ができる枚方です。


13000系

余り奥に行きすぎると今日の時間が
無くなってしまうのでこの辺で
下車して折り返します。


いかにも京都らしい、ちょっと
うっとりしてしまいそうなポスター
'20.4.11 牧野


女優の中川加奈さんを起用。
関東では見ることができない絵のため、
新鮮さひとしお。

7代目おけいはん、

京阪電鉄紹介(リンク先)

上り各停で京都に戻ります。


誰も居ない車内


再び前面展望
13000系とすれ違う



京阪電鉄橋本変電所
'20.4.11 橋本-石清水八幡宮


鉄橋を渡るまで、上り電車は淀川を
左手に見て走りますが、橋本を過ぎた
辺りで古い建物が見えます。
建てられたのは大正15年。
今なお現役なのか、或いは3層の建物の
どれが稼働しているかなど詳細は
不明でした。


淀川鉄橋で9000系とすれ違う


5000系

5000系は5ドアが災いしてホームドア
対応に難あり。
今年中の引退が囁かれてます。


新しい特急車両3000系


運転席窓
街行く人もマスク姿



2200系


7000系


2600系 鉄橋ですれ違った列車

何だか京阪電車が分かったような
気分になりました。
見た車両を振返ります。


1000系
製造初年1977
車体改修を経て現在に至る
車両数42両


2200系
製造初年1964
車体改修を経て現在に至る
車両数49両


2600系
製造初年1978
車体改修を経て現在に至る
車両数49両


3000系
製造初年2008
特急運用もこなす
車両数48両


5000系
製造初年1970
5扉車 改修実施
車両数28両


6000系
製造初年1983
ローレル賞受賞
車両数112両


7000系
製造初年1989
車両数28両


8000系
製造初年1989
特急用車両
車両数80両


9000系
製造初年1997
特急用運用可能
車両数36両


13000系
製造初年2012
車両数77両


目にしてないのは、
2000系、7200系、10000系ですが、
おけいはんの顔は一通り認識しました。

祇園に戻ります。



異常な人の少なさを取材中か


東大路通にて


八坂神社

丸山公園を経て知恩院に向かいます。


丸山公園も人が少なく静か



国宝三門
'20.4.11 知恩院



祇園に通る一本道を望む

祇園に面して知恩院の入り口とも
言える新門、古門があり、祇園は
仏教寺院を身近で(肌感覚で)
感じられる街でもあります。



息を切らし階段を上ります。


国宝御影堂


阿弥陀堂にて


御影堂(左)と阿弥陀堂を結ぶ回廊


女坂下から上を見上げる


階段の下、法然上人像

今日の最後に清水寺に行きます。
ねねの道、二寧坂を通り
歩いて行ける距離です。


ねねの道


二寧坂

不断は雑踏をかき分けてゆく、
清水へ向かう道に人影は疎らでした。


清水へ通じる松原通り


入口付近より京都の街並みを望む

拝観券売場に人の姿はなく、
門(轟門)で券を買います。


轟門より逆方向、三重塔、開山堂
左が普段のの参拝券売場
’20.4.11 清水寺





本堂

ここが清水の舞台上です。



清水の舞台から下を見ると鮮やかな新緑


奥の院へ向かう路

舞台を近くから見る奥の院の展望
スポットも人影は殆どなしでした。


奥の院から清水の舞台を望む

坂を下り舞台を遠くから見る子安の塔
下の展望スポットも人影は
ありませんでした。


子安の塔から清水の舞台を望む

音羽の滝も水の音だけが
ちょろちょろと聞こえてきます。


音羽の滝


下から見上げる清水の舞台

散り際の桜、鳥の囀り、新緑に向かう
木々、こんな清水が実感できるのは
嬉しいですが、何度か歩く道、前回、
前々回来た時との余りの変容に、
どこか複雑な気持ちを抱きながら
歩いていました。


下りたところのお地蔵様

お地蔵様にお祈りしたい気持ちが
不図胸を過ります。

さて今日と言う日もお終いです。

今、歩いてきたところの動画を
紹介します。

清水寺(リンク先)
松原通り、八坂通り(リンク先)


八坂通りを抜け、下の写真のような
場所を歩いていました。


今日一日何も食べてないような気が
します。敷居は凄く高そうですが、
天ぷら屋「円堂」に入りました。

予約なしで良いですか?
玄関の敷居に腰掛け、随分待ったところ
大丈夫とのこと。
但し検温をして、それから中に入り
ました。下の写真のカウンター席です。




お店のHPより

8000円のコースでしたが、追加注文と
お酒で2万円でした。



一品一品こちらのペースに合わせて
供せられる



店員さんが玄関先まで送ってくれる

明日早く東京へ戻ります。
已む無い外出出張の故で得た機会では
ありましたが、この稀有な体験、
シェアさせてください。

≪終わり≫