こんばんは。

今日はNゲージ鉄道模型 ”マニ”を中心に手持ちの荷物車両をとっかえひっかえして、実編成に近づける”マニシャッフル”第3弾、最終回です。

奥羽本線の846レを再現しました。旅客車と荷物、郵便車の混結編成になります。

 

奥羽本線ということで、ED75 741号機(TOMIX インレタ改番車)が牽引します。

今までの2回↓は編成表を元に実編成に近づけた という内容でしたが、今回は事情が異なります。

→ Nゲージで再現する 東海道本線 急荷38レ [マニシャッフル-1]

→ Nゲージで再現する 東北本線 急荷35レ [マニシャッフル-2]

 

上の2編成に入れなかった郵便、荷物車両をどうしよう?というところから始まっています。

特にスユニ50、多分ローカルの客荷混結列車を中心に連結されたのでしょう。過去2回で参考にした鉄道ファン誌1982-10月号掲載の編成表に”スユニ”の3文字は北海道の列車にしか見当たりませんでした。が、車両の構成が合わない、はて、どうしたものか?

そこで見つけたのが、この雑誌に載っていた奥羽本線鶴ヶ坂を行く列車の写真、スユニ50+マニ50×2+オユ10+旅客車に見えました。1980年の撮影とのこと。雑誌掲載の写真を載せられないので話しづらいのですが、手持ちの車両と合う内容でした。これだ! と(笑)。

 

その編成表です。実車写真ベースなので運行番号等分かりません。雑誌の編成表では頭に”荷”の付かない列車は扱わなかったようです。だからスユニが殆ど出てこないんですよね、きっと。

 

ということで、今回は郵便、荷物車両の他に旧客も出てきます。

 

さて、編成を構成する車両達です。

1両目 スユニ50 2029 

車両は居るけど繋ぐ列車をなかなか思いつけなかったスユニ50です。50系ベースの車体ですが、TR47台車などスハ43の廃車発生品を流用するなどした郵便、荷物合造車です。これはKATO(特記以外以下同様)の10-1326 14系利尻セットに入っていたものです。なので製品は北海道型の500番台、セットは2つあったので実は2両が行くあてもなく遊んでいました。そこで片側だけ付いていた車軸発電機付き台車を外して、もう1両から発電機の無い台車を貰い、2000番台に改番して”本州型”としています。

 

2両目 マニ50 2187 

品番10-1215 14系ニセコ、宗谷セット由来の車両です。

何度も書いていますが、コロ軸表現のあるKATO50系客車のTR230へ交換しています。

 

3両目 マニ60 2540 

写真ではマニ50だったのですが、マニ60で代走です。品番5020単品、古い車両です。レボリューションファクトリーによるインレタ改番車です。

 

バラシてみるとこんな構造、古いKATO製品はこれが標準でした。白熱球仕様の室内灯を自分でLED換装したものが入っていましたが、この後自作室内灯化しています。両面テープを貼った上に集電銅板を貼り付けるなど工夫はしましたが、ちょっと集電安定性には不安があります。

 

そこで、上表の最下部に記載の品番5140 マニ50を今注文中ですが、まだ届いていません。実車写真に合わせ1両増備、マニ60は古いので予備車とする予定です。

 

実はこのTOMIXのマニ50、廃車になったものを集電改造の上復活させようと思ったのですが、床下パーツがありませんでした。何か改造に使ってしまったのでしょう。なので再販のKATO増備と相成りました。

 

4両目 オユ10 2572 

この車両は10-563 10系急行妙高セットに入っていたものです。他のオユ10が銀屋根なのに対し、この車両はグレー屋根の製品でした。写真はオユ10の非冷房車に見えますが、冷房付き同形式 です。

 

5両目 オハフ61 2752 

ここから旧客の旅客車になります。こちらは運用や形式が厳密に決まっていなかったでしょうし、情報も無いので手持ちの車両から選んで組成しています。このオハフ61はKATO製、TOMIXインレタで改番しています。室内が茶色いパーツで作られているので、電球色LED室内灯の黄色味が目立ちます。

 

6両目 オハフ33 2325 

品番5128-4 オハフ33”戦後型”とされている単品車両を改番して使っています。電暖車2000番台で揃えているので、製品の3桁車番から改番が必要でした。乗降ドアがHゴム化された姿です。再生産が予定されていますね。

 

7両目 オハフ33 2215 

これも再生産が予定されている品番5128-1単品そのままです。こちらは乗降ドアが古い感じの”一般型”です。

 

8両目 スハ43 2491 

品番5018-1 スハ43が繋がります。これも3両目のマニ60同様、古い構造の車両です。この編成、やりくり上茶色い客車が多めになっています。(再現の元になった写真はモノクロで、客車の色がわかりません。)

 

9両目 オハフ33 2572 

オハフ33率も高いですね。当初オハ47が繋がっていましたが、ちょっと前時代のこの車両に代えました。

これは4両目と同じく10-563 10系急行妙高セットに入っていたもの、サボ類表記を消して使っています。

何でこんなことを..それはEF62と63の協調運転をする編成が欲しくて、馴染み無いながらも10系妙高を一度導入したんですが、後に乗車した経験のある14系急行能登セット(10-1438)が発売されたのでこれに交代、余った妙高セットの車両をあちこちに転用しているためです。

 

10両目 オハフ61 2548 

最後尾は唯一のTOMIX車 品番8521のオハフ61が繋がります。これも室内が茶色いパーツです。

室内の装飾もやりたいところですが、まだ自作室内灯化完遂までの道程も遠く..まだ先になりそうです。

 

このオハフ61(左)には車端ジャンパ栓表現パーツ(ダミーカプラー)が付いていたので、これを加工してMicroTrainsカプラーと共に取り付けています。旧客系ではTOMIXのオハフ61とスハフ42だけだと思います。これが付いているのはいいですね。構造上車体との間に隙間ができやすいのが難点ですが。

右が以下記事、ジャンパ栓類を”自分で何とかした”スユニ50です。こうして編成両端車両はジャンパ栓類表現を進めています。各車表現されて、自分で何とかせずに済むといいんですけどね(笑)。

→ Nゲージ 自分で何とかする客車のジャンパ栓表現-1~新性能客車

 

これでスユニ50を含んだ編成を組むことが出来ました。

 

こうして荷物列車車両をシャッフルしまくって3本の編成を組成、予告編も含めて4回にわたり書いてきましたがいかがだったでしょうか?

 

手持ちの車両で自前の編成表に出て来ず、余ったのはマニ37が1両のみです。古い構造のマニ60を1両廃車にしましたが、代わりに東海道急荷38レの1両目、マニ36を1両復活させています。台車を取られた方のスユニ50も廃車扱いかな。

あれこれ考えて手持ちの車両をほぼ使い切りました。

 

オユ14(スユ16)など、一部車両を増備すればまた別の編成を組めるとかも考えられますが、これで一旦落ち着きたいと思います。

色々な車両が繋がるけど、規則性もあり..模型で再現する荷物列車 楽しいですね。

 

単品、セット、改造、改番 実に色々なところから持ってきて、弄っています。特に東海道も合わせて電暖形式(基本2000番台車)に合わせたので改番しまくりでした。

セット由来車が沢山ありましたが、そのセットの他の車両はどこへ・・?は上記妙高セットのようにあちこちで転配を行っています。これは別の形でまた書きたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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