こんにちは。

前回の続きです。




ばんえつ物語号は野沢駅に停車します。







この駅でSLの点検のために10分あまり停車します。
線路と同じ高さから撮影することができ迫力あるSLの写真を撮ることができます。






ここでは停車時間を利用して運転室見学ができます。







列ができますが、新津行きは先頭がグリーンだったのですぐに列に並べるためほとんど並ばずに見学できました。






後ろにある石炭をすくって、





下部の蓋がしてあるところに石炭を燃やしていきます。










こちらは運転席です。






運転席上部には電気関係のスイッチがいくつかありました。









SLの上がり口には小学校が寄贈したのでしょうか、鋼板プレートがとりつけてありました。










点検も終わり、野沢駅を発車します。






野沢駅から10分ほど走ると上野尻ダムというダムが進行方向右手に見えます。






阿賀川としばらく並走します。
岩が侵食されていますね。








ここで車掌と係の人がやってきてジャンケン大会が始まりました。
SLの缶バッジを勝ち残った4名ほどがもらえます。
筆者は負けてしまいもらえませんでした。




福島県最後の駅、徳沢駅です。
この駅はばんえつ物語号は通過します。






阿賀川をわたり、新潟県に入ります。
この川が県境になっています。





列車は日出谷駅に停車した後、津川駅に停車します。
この駅でも野沢駅同様SLの点検で10分あまり停車します。そのため、津川駅でもSL運転室見学ができます。


写真左下に狐がいますが、これは津川駅のある津川地区が狐と密接な関わりがあるためです。

津川地区にある麒麟山にはかつて狐が住んでおり、狐火という怪火がよくみられたそうです。
そのため、麒麟山や狐火にまつわる数々のエピソードが残っているそうで、その中に狐の嫁入り行列という言い伝えがあり、嫁入りを夕方〜夜にかけて行っていたことから、提灯をぶら下げて嫁入りをしていたそうです。
この言い伝えを元に、1990年にJRのデスティネーションキャンペーンで、白無垢姿の女性が狐の真似をして練り歩いて、狐の嫁入り行列を再現したところ、注目が集まり、毎年5月3日に行われるようになったそうです。
今年はコロナウイルスの関係で中止になったそうですが、また来年開催されると良いですね。






駅の看板にも狐の嫁入り行列が描かれています。
奥にある建物はばんえつ物語号のキャラクター、オコジロウの部屋という建物で、中には椅子や暖炉を模した模型等がありました。






列車は津川駅をでるとだんだん日が暮れてきました。






列車は三川駅に停車します。
このあたりでは乗降はありませんでした。



車窓も見えなくなってきたためか、展望車の人もほとんどいなくなりました。







暗くなるとグリーン車の展望スペースは椅子のライトが点灯して綺麗です。





終点新津駅が近づき、車掌が挨拶にきました。
声を張り上げてはつらつとした挨拶が特徴的でした。




車窓から花火がみえました。
あたりは暗くなりましたが、SLからしばらく花火を楽しむことができラッキーでした。



新津 18:40着





新津に到着し、乗客がいなくなったところで撮影しました。
全体をうつすととてもいい雰囲気の車両ですね。





こちらはグリーン展望室です。
とてもおしゃれな雰囲気で気に入りました。






新津で普通列車に乗り換え、新潟駅に向かいます。
右側にばんえつ物語号が写っていますが、同一ホームで乗り換えができ便利でした。


新津 18:56発 普通 新潟行き






新潟 19:16着 


新潟に到着しました。
新潟駅もホームが高架になり綺麗になりました。



今日はここまで。

次回をお楽しみに!