津山駅(姫新線)のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

津山駅 ~鶴山公園と衆楽園~

津山駅は、1923年(大正12年)8月に作備線の駅として開業しました。

1944年(昭和19年)6月に戦時買収した中国鉄道本線を津山線とし、現在はJR西日本の姫新線、津山線の2路線が接続する駅ですが、因美線の列車も隣駅の東津山駅から乗り入れてきます。

駅スタンプには「津山線」の表示がありますが、津山駅の所属線は「姫新線」です。

 

駅スタンプには津山城址の「鶴山公園」と津山藩二代目藩主森長継が築いた大名庭園「衆楽園」が描かれています。

「鶴山公園」は、現在は桜の名所として親しまれていますが、天守は残念ながら明治時代の廃城令の後破却されてしまいました。

 

 

津山駅前には、津山藩士で蘭学者でもあった箕作阮甫の銅像と、C11形蒸気機関車が保存されています。

箕作阮甫という人物は初めて知りましたが、説明板によると「幕末の対外交渉に活躍」とあります。

ぺりー来航時の米国大統領国書の翻訳や対露交渉団の一員として活躍したとのこと。

 

 

保存されているC11形80号機は、津山線無煙化の際のさよなら列車を牽引した機関車で、岡山国体ではお召し機にもなりました。

津山に縁が深い機関車で、津山駅前に非常に美しい姿で保存されているのは嬉しいですね。

 

 

津山駅に隣接して、2016年4月にオープンした「津山まなびの鉄道館」があります。

せっかくなので、足を延ばして見学してきました。

旧津山機関区の扇形車庫と転車台は近代化産業遺産に指定されています。

往年の車両たちが並ぶ姿は圧巻です。

 

 

 

<関連スタンプ> 津山まなびの鉄道館の記念スタンプ

 

 

このスタンプは2019年11月30日に押印しました。

 

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