いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】103系京浜東北線

JR化前後の列車をBトレインで集めています。
今回は当鉄道としては非常に珍しい、首都圏の通勤電車のご紹介です。

103系スカイブルー(ATC車)
●発売:パート1(2002年)他セット売りなど

103系スカイブルー(初期型)
●発売:パート6(2003年)他セット売りなど

●最近の入手難易度★★☆☆☆

ザ・国鉄電車の代表格である103系は、Bトレでも栄えあるパート1よりラインナップされています。後に各色セット売りもされており、現在の中古市場でも比較的入手しやすい車両です。ただし初期型はエメラルドだけセット売りされなかったようで、地下鉄対応の1000番代と合わせて、常磐線103系になかなか出会えない要因となっているようです。

写真の車両はメルカリより転属してきました。(もしこれから新規登録される方は招待コードBUFJXXを入れていただくとポイントがもらえます。。。)


103系はどこにでも当たり前に走っており、「普通の電車」以外の何者でもない存在でした。スカイブルーと言えば京浜東北線でしたが、他にも関東では京葉線で走っていました。低運転台の初期型は、かなり早い時期に京浜東北線からはいなくなっていました。その後、205系が入り、901系からの209系となったころには山手線や中央線に次いで新車が入る大事な路線なのだと感じたものです。


京浜東北線沿線で育った自分にとって、水色の103系は日常そのものでした。そして、隣を高速で通過する115系に憧れました。当時、115系165系の違いも分からなかった自分は、115系を「急行」と呼んでいました。E電区間のたくさんの駅を通過して遠くまで連れて行ってくれる「急行」は日常ではなく、旅するために乗るものでした。これに乗れるようになったころには、京浜東北線からは見えない側にある尾久駅に通いつめ、尾久客車区の賑わいに胸を躍らせました。


ちなみに115系を急行だと認識した原因の一つにプラレールのロングセラー「東海型急行電車」があります。これは153、165系的な車体に対して115系的な前面の塗り分けがされていました。

さらにこの車種には伝説的な色替え商品「踊り子号」があります。165系車体に踊り子ストライプを配したこの製品は、子供心に少し違和感を持ちましたが、あまり気にせず遊んでおりました。

話はそれましたが、長い乗り鉄の旅を終えて、最後に乗るのもこの水色の103系でした。103系は特別な時間から日常に戻るための乗り物でした。

そんなわけでこのBトレ103系も見ているだけで様々な記憶が蘇りますが、当鉄道ではあくまで旅をするための列車たちの引き立て役として、Nゲージ化せずに情景の一部となってもらいます。

上野駅モジュールを出た列車が、この日常の象徴の横をかすめることで、モジュール本線で作った遠い土地の風景に至る道のりの長さを、少し実感できるようになりそうです。


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