昨日の夕方のニュース(読売テレビの「ten」)を見て思い出したのですが、今から45年前の1975年(昭和50年)5月8日、大阪市営地下鉄(現:大阪メトロ)の全ての路線に
「ラインカラー」
が制定されましたが、実は各路線のラインカラーにはそれぞれ
「由来」
があるということで、下記にまとめまてみました。
まずは「御堂筋線」ですが、江坂駅からなかもず駅までの間に新大阪、梅田、なんば、天王寺という主要な街を結んでいるという、まさに
「大阪の大動脈」
を走っているということで、ラインカラーは人体模式図の「動脈」と同じ「赤色」にしたそうです。
次は「谷町線」ですが、沿線には四天王寺などのお寺が多く存在しているということで
「位の高いお坊さんの袈裟の色」
である「紫色」をラインカラーとしたそうです。
「四つ橋線」は横を走る「御堂筋線」が「動脈」であるのに対して
「静脈」
であり、しかも海側を走るということで、ラインカラーを「青色」としたそうです。
「中央線」は沿線の森ノ宮駅が最寄り駅の
「大阪城公園」
からラインカラーを「緑色」にしたそうです。
「千日前線」はミナミの繁華街の下を走るということで、
「繁華街のネオン」
をイメージして「桃色」をラインカラーとしたそうです。
「堺筋線」は開通した当初から
「阪急京都本線、千里線と相互乗り入れ」
をしており、阪急電鉄の車両の色に合わせて「茶色」をラインカラーとしたそうです。
「長堀鶴見緑地線」は1990年(平成2年)に鶴見緑地で開催された
「国際花と緑の博覧会」
のテーマカラーである「萌黄色」をラインカラーとしたそうです。
「今里筋線」は大阪市内の東側を走るということで、
「朝に東から昇る太陽のような暖かさ」
をイメージして「橙色」をラインカラーとしたそうです。
最後に「南港ポートタウン線(ニュートラム)」は大阪の南港エリアを走ることから
「南港の海と空」
をイメージして「水色」をラインカラーとしました。
以上です。
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