札沼線 月ヶ岡駅 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

札沼線月ヶ岡駅は昭和33年7月1日に開業し、開業以来、廃止まで終始無人駅でした。

 

 

平成7年に発売されました、メモリアルチケットマラソンの札沼線セットから、月ヶ岡駅の普通入場券です。

 

 

平成28年12月の留萌本線留萌~増毛間廃止の際には、無人駅を含めた硬券の普通入場券セットの発売がありましたが、平成29年7月~平成31年9月に発売されました、栞部分の付いた短冊型の「わがまちご当地入場券」が好評であったためか、平成31年4月の石勝線夕張支線廃止の際には、留萌本線のような硬券の普通入場券は発売されず、今回の札沼線部分廃止の際も栞部分の付いた短冊型の記念券となりました。

 

 

 

 

 

 

 

昭和51年1月に石狩月形駅で発行されました、「石狩月形から 月ヶ岡ゆき」の常備片道乗車券です。

 

 

 

石狩月形~月ヶ岡の普通運賃が40円に改訂されましたのは、昭和49年10月1日の運賃改訂からで、この時に対キロ運賃表のキロ帯が変わったため、「石狩月形から 月ヶ岡ゆき」は運賃改訂初日から新運賃券が発売されたものと考えられますが、運賃改訂から1年3ヶ月余りの発売枚数は4000枚を超えており、単純に日割りしますと1日あたり8枚~9枚程が発売されていた事になります。