Kさん撮影:2003.5.3-4 北陸路の国鉄型キハ 氷見、城端、大糸線 | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

今朝、必要火急で近所まで車で出かけました。が、車も混んでおり、駅付近にも人が多いのに驚きました。自粛の延長期間なのにちょっと緩んでないかと心配になりました。2週後が不安。と外出した私が言うのは変?(*_*)

 

さて、今日はKさんseries。前回のGW夜行列車街道の時の国鉄型気動車です。代理投稿 by D51338

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Kです。2003年のGW、北陸での撮影のラスト、今回は北陸本線から離れて、支線を走る国鉄型キハを撮影した写真をお届けします。

 

① 2003.5.3 氷見駅 午前6時前の高岡駅で「三密」な夜行列車を撮影した直後、高岡から分かれている氷見線に乗車し、終点氷見駅まで行きました。まだ午前7時過ぎでしたが、到着したキハ58から野球部の中学生(かな?)がたくさん降りてきました。

近くのグラウンドで大会でもあるのでしょうか。

② 同 氷見の駅前にて。

早くこういった日常の風景が戻ってきて欲しいですね。

③ 同 折返し発車待ちのの高岡行列車。氷見駅のホームには大きな屋根がかかり、支線の終着駅らしい雰囲気を出しています。

④ 雨晴-越中国分 この区間は富山湾の海岸線に沿って走り、年に数日しか見えないそうですが北アルプス連峰の雪山を遠くに望むこともできます。この日はそこまで見えなかったので、越中国分で降りて雨晴まで歩いて戻りながら列車を撮影。反対側の能登半島が遠くに霞んで見えています。

⑤ 雨晴駅 氷見行のキハ58系2両編成が待つ駅に、高岡行のキハ47系2両編成が入ってきます。キハ58とキハ47の顔の違い、同じ高岡色だとなおさら分かりにくいですが、よく見ると右側のキハ47の方が運転台の位置が少し高いですね。

⑥ 高岡駅 高岡の車庫には、氷見線、城端線用のキハが集結しています。一番右側の編成の前3両と、左から2番目の車両がキハ58系、あとはキハ47だと思います。この当時は全車両が高岡地域色。国鉄急行色のリバイバル塗装を始めたのはもう少し先のことでしたが、日本で最後までキハ58系が定期運用についていたのは、すぐ近くの高山本線 富山-越中八尾の区間でした(20113月引退)

キハ47系は現在でも氷見線、城端線で活躍を続けています。

⑦ 城端駅 この後倶利伽羅駅付近で特急電車の撮影をしてからもう一度高岡に戻り、城端線の終点城端(じょうはな)駅まで乗車しました。

キハ58系2両編成の列車にこの地域の特産の「チューリップ号」のHMがついています。駅ホームの花壇にもチューリップの花が咲いていますね。

⑧ 同 「チューリップ号」キハ28 2350の車内です。

チューリップの花(造花ですが)が差してあります。網棚が金属でなくリアルの網で、背もたれ上部にカバーかついているのが特徴です。

⑨ 福野駅 城端線は1897(明治30)年開通。戸出、福野、城端にはおそらく開業時に建てられた木造駅舎が、写真の福野駅のように明るい色に塗装されていますが今も現役で使われています。ゴールデンウィークには福野、城端などで春祭りが行われていて、福野の駅前で立派な船の形をした山車に出会いました。井波彫刻で有名な地域であり、山車に彫られた彫刻も見どころだと思います。

⑩ 2003.5.4 大糸線 根知-小滝 最後は大糸線小滝駅付近で、新緑の中を走るキハ52の単行列車です。大糸線のキハ52の最終運行は2010年の夏。国鉄一般色、タラコ色、旧国鉄一般色にそれぞれ塗装された3両が活躍しファンの目を楽しませてくれましたが、この頃は全車両越美北線色。雪景色だと目立ちにくい色でしたが、新緑の季節には良く似合って最高でした。

 

次回からは2007年に飛びますが、JR西日本の国鉄型気動車ネタで続けたいと思います。場所はずいぶんと西へ、今は架け替えられたあの鉄橋から始めます。引続きご笑覧ください。