続いての全駅間歩きは東北本線です。
茨城県に片足つっこんで古河、
さらに栃木県に入って小山を経由して小金井を目指します。
東北本線の行き先で時々見かける「小金井」ですが、
どんな所なんでしょうか?
今回歩いたのは3月20日。
コロナ疲れ、気が緩んだといわれるあの3連休の初日です。
恥ずかしながら、自分も桃の花を求めて歩きに行ってしまいました。
今から考えてみれば、行くべきではなかったのかもしれません。
今回はお蔵入りにして平時に歩き直すことも考えましたが、
当時言われていた注意は守って歩いており、
桃の花のシーズンも終わっているので、
ありのままを掲載することにしました。
マスクは列車内、駅周辺等混雑している場所では着用しました。
前回に引き続き、列車・駅を除く屋内施設には一切立ち寄らず、
昼食もあらかじめ地元のコンビニで買い込み、
ホームのベンチで食べることにしました。
これが自粛前最後の全駅間歩きです。
早く歩きに行けるといいのですが。
[そのほかの東北本線全駅間歩きはこちらから]
1回目:田端-大宮
2回目:大宮-栗橋
4回目:小金井-宇都宮
5回目:宇都宮-黒磯
6回目:黒磯-安積永盛
7回目:安積永盛-福島
3月20日(金・祝) 歩行区間:栗橋-小金井 天気:晴れ
栗橋(7:15発)-
スタート駅・栗橋駅に到着しました。
乗ってきた宇都宮行き列車にも、
観光客っぽい人がちらほら乗っていました。
列車を降りたとき、JR-東武接続線にスペーシアが止まっていました。
写真は新宿方面に出発した後ですが…。
今回は東口からスタートします。
晴れているように見えますが、
天気は非常に不安定。
空は晴れていますが、
到着する少し前に雨が降ったみたいです。
というわけで、全駅間歩きスタート。
駅前には静御前の墓があるのですが、
東武線歩いた時に立ち寄ったので、今回はスルー。
駅から宿場町へ向けて商店街が続いていました。
気づけば、かなり強い風が吹いていました。
宿場町にさしかかりました。
強風のせいでバス停が倒れていました。
電線も神経質に揺れていました。
利根川の堤防に出ました。
遮るものが無くなり、風はいちだんと強くなりました。
利根川を渡り、
茨城県古河(こが)市に入りました。
風はもはや台風並みでした。
古河で15メートルを超える風が吹いていたそうですが、
ここは川の上ですから20メートルは超えていたでしょう。
絶えず川上からものすごい風が吹きつけ、まっすぐ歩けませんでした。
あっちふらふら、こっちふらふら…。
マスクも風にあおられベコベコ。
もはやマスクの体をなしていませんでした。
なんとか渡りきったところで菜の花をぱちり。
菜の花も風にあおられて、ピント合わせもままならない状況…。
堤防を下り、中田宿に入りました。
この街並みそのものは大正時代にできたそうですが、
元々は利根川渡りに備えて、栗橋宿とセットで整備されたそうです。
日光街道の旧道をそのまま直進。
堤防下っても風の強さは相変わらず。
空は絶えずゴウゴウと唸りを上げていました。
この踏切を渡ろうと思ったのですが、
列車がなかなか来ない。
ようやく列車が来たと思えば
強風の影響で速度規制を受けていて、
超ノロノロで通過していきました。
15両の電車がやっと通過したと思ったら、
今度は反対側から貨物列車がノロノロ接近。
それが通過したと思ったら、もう反対方向から列車が接近。
次の列車はまだ見えませんが、
この調子だといつまで待っても渡れそうにありません。
遠くに歩道橋が見えたのでそこまで移動。
晴れているのに、風が強くて無駄に体力使います。
(その2へ続く)
栗橋駅から古河総合公園手前までのGPSログ(1/32,000)です。
栗橋宿からはしばらく旧日光街道を歩きました。