みなさんこんにちは。交通系インフラ企業接客部門担当 笹 イワシです。
前回KATO 789系1000番台「カムイ・すずらん」全力レビュー〜外観編〜をお届けいたしました。
未読の方は是非合わせてご覧下さい。
お陰様で大変多くの方にご覧頂くことが出来ました。ありがとうございます。
今回はその続編、内部編をお届けいたします。
若干「外観じゃね?」という内容もありますが、スルーして下さい(笑)
▪️動力ユニット
(奥は比較用の651系スーパーひたちのものです)
本製品は既製品のバリエーションではなく、完全新規製品ですので、動力ユニットは当然サスペンション機構、フライホイール内蔵の最新形ユニットが採用されています。
以下、本製品に限った特徴ではありませんが、旧ユニットには見られなかった点をピックアップいたします。
床下機器カバーはスライドして取り外す事が出来ます。旧ユニットでは地味に取り外しが難しかったため、時に破損させてしまうこともありました。
このタイプになって取り外しが本当に楽になったので、有り難い変更点です。
座席パーツも切り欠きなどが無く、金具が露出している部分はありません。造形的にも可能な限りフラットになっています。
車端部のボディーマウントカプラーの台座に当たるパーツには、“A” “B”の刻印があり、動力ユニット側にも同様の刻印があるため、分解後に取り付け方向が分からなくなる心配もありません。
床下カバーを外すとこんな感じです。
フライホイール付きのモーターが収められています。モーターはコアレスではありません。
グリーンマックスは全ての新製品にコアレスモーターを採用していますが、KATO、TOMIXとも一部アイテムのみで全アイテムへの展開は進みませんね。コストの問題なのか供給力の問題なのか分かりませんが、いずれは展開していただきたいものです。
台車の構造は旧動力とほぼ同じ構造ですが、ウォームギアの両端にある軸受けが、メタル製から樹脂製になっていました。
走行する様を見る限りでは、特に変化は感じられません。
このように旧世代の動力ユニットと細々改良されているのですが……走りについては旧世代とさほどの違いは感じられません。まあ元々性能良かったからですねー😅
▪️側面の窓ガラス
最新製品ですから改めて取り上げるほどでは無いかもしれませんが、ボディーと窓の隙間はほぼ無く、ボディーと窓面の段差も……願わくばもう少しツライチに近い方が良かったですが、必要十分なレベルです。
窓パーツは真透明では無く、薄ら青味がかかっています。分解するまで気付きませんでした(笑)
▪️ライトユニットとその周辺
先頭車のボディーを外すとこんな感じです。
某M社と違って非常に精度の高い作りです。
←が指しているパーツは、前面の展望窓なのですが、分解するとすぐ外れてしまいます。
ライトユニットを分解しました。
KATO 789系1000番台「カムイ・すずらん」全力レビュー〜外観編〜にてヘッドライトとヘッドマークの考慮のバランスが絶妙と述べましたが、その理由が分かりました。
赤丸の部分がヘッドライトの採光部になるのですが、光源であるLEDに近い位置になっています。
アンテナや信号炎管は最初から取り付け済みとなっています。
先頭台車のスノープロウも取り付け済みです。
TOMIXのユーザー取り付けパーツの多さは、どうにかなりませんかねー😅
▪️ヘッドマークと付属ステッカー
ヘッドマークはステッカーではなく、印刷済みパーツを交換する方式です。
印刷面は梨地でザラザラしているため、文字がボヤけてしまっているのが残念です。
収録されているのは
カムイ(出荷時取り付け済み)
ホームライナー
スーパーカムイ
スーパーカムイ・エアポート
普通
JR
すずらん
となっており、残念ながら(?)無表示は入っておりません。
ステッカーはKATOの標準的なクオリティーで、文字は鮮明に読み取れます。読み取れます?あれ?文字が小さ過ぎて読めない?やっぱり老眼始まってるのかな??😱
ルーペ使って読みました😅
収録内容は
特急カムイ 札幌
特急カムイ 旭川
特急すずらん 札幌
特急すずらん 室蘭
特急スーパーカムイ・快速エアポート 新千年空港
特急スーパーカムイ・快速エアポート 旭川
スーパーカムイ 札幌
ホームライナー 手稲
快速エアポート用の優先席マーク
となっています。
購入前までは断然スーパーカムイだったのですが……おにぎりあたためますかフリークとしては、青い流星の故郷、手稲行き……良いですね😏
以上で789系1000番台 カムイ・すずらん の全力レビューは終了です。
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他、動画の撮影舞台となっているジオラマの詳細製作記事もありますので、一読頂けると嬉しいです。
今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!!