今回は結構前に買ったGM製東急8500系の8637Fです。
〇デハ8637
デハ8637
GM完成品で6両基本(品番 4180)と4両増結(品番 4181)が登場し、CPブランドから塗装済みキットで4両基本(品番 1103T)と6両増結(品番 1103M)が販売されました。
8500系の中で唯一の青帯の電車で、東急ケーブルテレビの広告専用車となり、シャボン玉が追加されたり、青帯だけに戻され、現在ではBunkamura号となって活躍しています。
正面
シャボン玉と青帯とワイパーは印刷済み。
行き先表示、種別、運行番号、車番は選択式。ライトユニットが組み込まれています。
渋谷寄りの先頭車で、ジャンパ栓が向かって左側(車掌台側)についています。
スカートは未塗装パーツです。
側面
車番、優先席、行き先表示、女性専用車ステッカーを貼り付け。
床下機器はCP搭載のM2車用が取り付けられ、ライトユニット点灯化のため集電用部品が取り付けられています。
妻面
妻面はドアコック、ステップがモールド表現されています。
屋根
渋谷寄りのクーラーが1基、容量が大きいステンレス(SUS)キセタイプが取り付けられています。
〇デハ8797
デハ8797
2号車のデハ8797です。シャボン玉ラッピングは両先頭車のみとなりますので、中間車はすべて青帯のみの装飾となります。
先頭車とともに軽量車体の車両となります。
妻面(渋谷寄り)
渋谷寄りの妻面にはパンタ配管、貫通扉がモールドで表現されています。完成品車両は妻面にもガラスパーツが付きます。
側面
車番、行き先表示、優先席に加え、弱冷房車ステッカーを貼り付けます。
床下機器は主制御器や断流器が付くM1タイプが取り付けられています。車側灯は1個足りませんね…
戸閉表示灯は形状が違うので、気になる方はトレジャータウンの車側灯パーツを使うとカッコよくなります。
妻面(中央林間寄り)
中央林間寄りの妻面はドアコックとステップがモールドで表現されています。
屋根
ヒューズ箱とクーラーは成型色となっています。クーラーはキセがFRPタイプの物がついています。
パンタ
パンタグラフはPT42Nが付きますが、先日シューのホーンが1本タイプのPT42Lに交換しました。
〇サハ8973
サハ8973
3号車のサハ8973です。8500系の3号車には地下区間で使う誘導無線(IR)アンテナが設置され、その関係でステップが撤去されてはしごが設置されています。
製品でもそれが再現されています。ばら売りで購入するときは気を付けないといけないポイントですね。
妻面(渋谷寄り)
渋谷寄りの妻面です。アンテナは新タイプ(旧タイプは筒状のアンテナ)となっています。
旧タイプは銀河モデルから部品が出ていますし、はしごはトレジャータウンのパーツを使うと作ることができるので、いざというときは加工で対応できますね。
側面
渋谷寄りに車いすステッカーを貼ります。中央林間寄りにはSUSキセクーラーが取り付けられています。
床下機器はSIVが取り付けられています。
妻面(中央林間寄り)
中央林間寄りの妻面です。こちらには渋谷寄りに加えてドアコックが再現されています。
屋根
同じ8500系軽量車でも9000系の設計思想を取り入れて作られたので、扇風機ではなくラインでリアが搭載されたり、9000系タイプのクーラーが設置されました。
またステンレスキセタイプは容量があげられており、給電容量の都合で車両によって取り付けられる個数が異なっています。
〇デハ0801
デハ0801
4号車のデハ0801です。デハ8800(0800)形とサハ8900(IR未搭載車)と同じボディとなります。
妻面(渋谷寄り)
渋谷寄り妻面です。
側面
側面です。床下機器はCPや蓄電池が付くM2タイプが取り付けられています。
妻面(中央林間寄り)
中央林間寄りの妻面です。
屋根
SUSキセタイプは車両の両端に1基ずつ、計2基が取り付けられています。
9000系シリーズで使われているものと同じなので、9000系や8637F、大井町線の8500系が発売されたときにバルクで売られていましたが、現在はGMブランドで品番8075でSUSキセタイプ(RPU-401B)と2000系タイプ(RPU-2214C)のセット、品番8074でFRPキセタイプ(RPU-2214)が販売されるようになり、定期的に供給されるようになりました。
8500系の17次車までの軽量車(8000系も含む)を作る方はクーラー形状が違うのでトレジャータウンの部品を買うか、製品が販売されたときに出るバルクパーツを狙うしかないですね。
〇デハ8798
デハ8798
5号車デハ8798です。動力車に設定され、2モータータイプ動力が取り付けられています。SUSキセクーラーは両端に1基ずつ取り付けられています。それ以外は2号車と同じなので割愛。
〇デハ0808
デハ0808
6号車のデハ0808です。モの車両は渋谷寄りにSUSキセクーラーが1基取り付けられています。
〇デハ0711
デハ0711
7号車のデハ0711です。SUSキセクーラーは両端に1基ずつ、計2基が取り付けられています。
〇サハ8980
サハ8980
8号車のサハ8980です。SUSキセクーラーは両端に1基ずつ、計2基が取り付けられています。
〇デハ0803
デハ0803
9号車のデハ0803です。すべてFRPキセクーラーが取り付けられており、渋谷寄りには車イスステッカーを貼り付けています。
〇デハ8537
デハ8537
10号車のデハ8537です。SUSキセクーラーは中央林間寄りに1基取り付けられています。
正面
表記の貼り付け、印刷類は1号車と同じ。運転台下のジャンパ栓が箱に収められた現在の形となっています。ライトユニットを搭載しています。
スカートは未塗装パーツとなっています。
側面
1号車と同じくこちらも女性専用車となります。
床下機器はM1タイプが取り付けられています。ライトユニットが点灯するので集電化されています。
妻面
妻面は配管、貫通扉がモールドで表現されています。
1編成導入
8500系の中でラッピングされている3種類の車両のうちの一つです。
子どものころにこのシャボン玉に東急ケーブルテレビのロゴが入った時代の物を見ていたので、その時代にしたいと思って数年前に落札しました。
最近ロゴのインレタも購入したので貼り付けましたので、後日UPしようと思います。
8642FのVVVF化改造の際に車両を交換しており、一時的に青帯のまま8642Fに組み込まれて走ったことがあるそうで、それもやってみたいとも思っています。