5月2日は、新潟県内の観光列車「越乃Shu*Kura」(こしのしゅくら)の運行が開始した日ですが、今回は東急電鉄の顔「5000系」(上写真)について紹介させていただきます。
キハ40を改造したJR東日本 新潟支社の観光列車「越乃Shu*Kura」は2014年5月2日に運行開始。
上越妙高駅~十日町駅で運行される「越乃Shu*Kura」、上越妙高駅~越後湯沢駅の「ゆざわShu*Kura」、上越妙高駅~新潟駅で運転される「柳都Shu*Kura」の運用に充当される。
車内では新潟県内の日本酒の利き酒や、地元の食材を使用した弁当やつまみなどが提供されるほか、ミュージシャンによるジャズ・クラシックの生演奏、地酒や地元食材にまつわるイベントなどが行われます。
注意現在は運休、6月5日(金)から運行再開予定

では、本題に入ります。

【東急5000系】
2002年5月2日に、東急田園都市線5000系の営業運転が開始しました。
「人と環境に優しい車両」をコンセプトに設計・製造された5000系(2代目)は、JR東日本E231系と同様の車体を採用した事で大幅な製造コスト削減を実現しました。
車両情報装置 (TIS) を採用し、車両全体の集中管理・制御が可能となり、故障時に乗務員へ迅速な対応や検修時における作業性の向上、メンテナンスフリー化を図るなど機器の多重化により信頼性が向上した高性能の車両です。
車体の軽量化により、走行時の騒音を低減するとともに、使用電力量を従来の主力車両に比べて約40%削減しています。(写真は5000系列などに搭載されているモーター(左TKM98/右TKM99))
ホームと車両の出入口の段差縮小や吊り手の一部と荷棚を低くするなどバリアフリー化を図るとともに、熱線吸収・紫外線カット窓ガラスの採用、冷房効率のアップなど、田園都市線のサービス向上に貢献した
田園都市線5000系は、10両編成18本、8両編成4本の合計212両が製造されましたが、8両編成の5118F・5119F・5121F・5122F(上写真)は東横線に転属となりました。
2005年2月14日からラッシュ時の混雑緩和を目的に、田園都市線用の5000系に6扉車を組成した編成が運用開始、その後は新製した4扉車との差し替えが始まり、2017年5月で6扉車を組成した編成は消滅
甲種輸送された5000系6扉車(写真中央右寄り)
JR東日本から使用許諾を得て貼り付けていた「6DOOR」ステッカーも撤去された
6扉車は全て廃車に
5000系をベースに東横線(写真右)や目黒線(写真左)向けにマイナーチェンジされた形式が登場、バリエーション豊富な形式となりました。

《東急東横線5050系》
5050系は将来的なATO関連装置搭載改造を考慮し、車体幅が5000系よりも広くなっています。
8両27編成と、副都心線直通に合わせて4000番台10両10編成が製造されています。
副都心線直通開始直後に納車した4110FではShibuya Hikarie号として外装・内装共に特殊仕様で、車体幅は田園都市線を走行できる狭幅になっています。
2014年2月に発生した元住吉駅列車衝突事故の影響で8両編成が不足し、10両編成の4000番台が8両編成で登板した時期もあった

《東急目黒線5080系》
6両編成10本(60両)製造された目黒線5080系は、内装が3000系に準じたデザインになっている異色の存在
3000系(写真右)と並ぶ5080系

《横浜高速鉄道Y500系》
5050系と異なり狭幅ボディ・運転台周りは5080系・4110F同様のボディの延長で運転台幅を確保しています。
2014年に発生した元住吉駅列車衝突事故で東急5156FをY517Fとして移籍(写真はY513F)
地上駅時代の代官山駅に停車中のY500系
6扉車組成や事故による車両不足など様々な事情で、車両の組み換えが激しい東急5000系列・・・今後は相鉄との相互直通運転に伴い東急5080系が6両編成から8両編成に変わるなど、まだまだ動きが激しくなりそうです。
今後の動向から目が離せませんねにやり
明日は4年前の遠征ネタです。お楽しみにウインク
明日はゴールデンウィーク唯一の休みですが、いつも通りステイホームだぶー洗濯できるかな~太陽久しぶりにドライブや撮り鉄したいぞ~ぐすん
(写真は去年9月の北海道・青森旅行から)
コロナウイルスの猛威が収まらず、辛い所ではありますが、お住まいの都道府県内外へのレジャーなど仕事や日用品の買い物を除く外出は控えましょう!!

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。

鉄道コム