今日から5月6日までの間、このブログでは
「思い出鉄道旅シリーズ」
として、私「三好 鉄道」がこのブログを開設する前に電車にのって旅をした話を書き綴っていきますが、今日は2年前(2018年)の11月25日に
「和歌山県御坊市」
へ旅した話を書きます。
今回、私が「和歌山県御坊市」へ旅した目的は、2002年(平成14年)に千葉県の「芝山鉄道(東成田~芝山千代田、2.2㎞)」が開通するまでは
「日本一短い鉄道路線」
と言われた
「紀州鉄道(御坊~西御坊、2.7㎞)」
に乗るためでありますが、まずは三国ヶ丘駅からJR阪和線の快速列車に乗って日根野駅まで行き、日根野駅から「特急くろしお」に乗って御坊駅に着きましたが、御坊駅の0番線ホームには丁度紀州鉄道の列車(西御坊行き)が止まっていました。
因みに私が乗車した列車は「KR205形」と呼ばれるディーゼル気動車ですが、元々は滋賀県の信楽高原鐡道で走っていた「SKR200形」で2017年(平成29年)に無償で譲り受け、現在も紀州鉄道で走っています。
「KR205形」の側面には、奈良時代に東大寺の大仏建立に尽力を尽くした聖武天皇の母である「宮子姫」と、和歌山県のPRキャラクターである紀州犬の「きいちゃん」のイラストがありました。
因みに「宮子姫」は和歌山県御坊市が生誕の地だという伝説が今でも残っています。
御坊駅を発車してから約10分で、終点の西御坊駅に到着し、「紀州鉄道線(御坊~西御坊、2.7㎞)」を
「完乗」
することが出来ました。
西御坊駅のホームです。
因みに紀州鉄道は元々
「御坊臨港鉄道」
という名で1931年(昭和6年)に開業しましたが、1973年(昭和48年)に東京の不動産会社が買い取ってから
「紀州鉄道」
また、駅のホームには御坊臨港鉄道時代から走っていた列車の写真がたくさん貼っていました。
西御坊駅にある駅周辺の散策マップです。
因みに「御坊」という地名の語源は西御坊駅の東にある「本願寺日高別院」の別名である「日高御坊」からであり、寺院の周辺は「寺内町」として、今でもその面影を残しています。
かつて紀州鉄道は御坊駅から西御坊駅を経由して、日高川の河口付近にあった「日高川駅」まで走っていたのですが、1989年(平成元年)に西御坊駅~日高川駅の間が廃線となりました。
廃線から28年経っても西御坊駅の車止めから先のレールが今でも残っており、それを見た私は
「ノスタルジックな雰囲気がすごく漂っていて、心が癒されるなぁ~」
と実感しました。
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