微かな風でも水面が揺れてしまうのですが、こればかりは運次第です。昨年は紅葉が美しいときに来ることはできず、少し遅い訪問となってしまいましたが、冷え込みは強かったものの風のない最高の条件で迎えてくれました。
長野からやってくる下り列車なら下車する勤め帰りのサラリーマンや高校生がそれなりにいるのですが、この時間に上り列車から下車した人はいたのかどうか…。
初夏であれば手前の田圃に水が張られて列車を映すのですが、晩秋の夜では虫の音も聞こえず、ただ運転士がブレーキ弁を操作したときの排気音とブロワの音が響くのみでした。
若い頃には「ひよっ子」トラックドライバーとしてよく来ていた秋田市。
もう長い間来ることはありませんでしたが、結婚30年を記念してちょっとした旅行を企画、家内の希望が「角館の武家屋敷通りに行ってみたい」だったので、仕事以外で初めて秋田県にやってきました。
このときの旅行は角館で武家屋敷通りを観光して田沢湖へ向かい、その後は乳頭温泉郷の奥にある蟹場温泉で宿泊しました。
乳頭温泉の有名な旅館は満室で蟹場温泉を予約しておいたのですが、山小屋風で個人的には好みの宿でした。

翌日は男鹿温泉に宿泊しました。往路は国道から逸れて男鹿半島の南側の沿岸をのんびり車を走らせながら向かいました。
11月の下旬だったのですが、北国のこのあたりはすでに冬支度が始まっており、空の色も冬の訪れを告げているかのようでした。
この旅行は家内と一泊のみの小旅行で、地元の北千住駅のびゅうプラザで「ただ温泉に浸かってのんびりできる和風の宿」という希望を伝えて探してもらった旅館に宿泊しました。別に高級な宿や人気旅館でなくていいんです。多少古さは感じましたが満足できる宿でした。
あのときはJRとキャンベーンをやっていたようで破格の値段でした。上野駅から中之条駅までの往復の特急指定席と乗車券、旅館も一泊二食つきで夫婦二人で32,000円ほどでした。しかも他の旅館への湯巡りもついていました(こちらは時間的にちょっと厳しくて利用しませんでした)。ただし駅からの路線バスは別にひとり片道1,000円以上かかりますから二人でプラス5,000円ほどかかりましたが…。

吾妻線はローカル線ですが、沿線に多くの温泉が点在します。伊香保・川原湯・草津・万座・鹿沢などの有名な温泉地以外にも小さな温泉が点在し、温泉県である群馬県の中でもかなりの数の温泉がこの吾妻線沿線に展開しています。

自宅が足立区なので日光へ行くときの鉄道といえば東武鉄道の特急列車に北千住駅から乗車するのが便利なのですが、たまにはJR東北本線から宇都宮駅乗り換えで日光線に乗り換えて…と思って出かけたときの画像です。
JR日光線と東武日光線の日光駅はそれほど離れていないのですが、市街地に近いのは東武日光駅の方です。東京からのアクセスも東武鉄道の方が便利なこともあって東武日光駅は多くの観光客で賑わっていますが、JR日光駅は少し寂しいです。
しかし、貴賓室が残っていることや駅舎の建築様式も和洋折衷といった感じの歴史的価値も高いので往路と復路で使い分けてみるのもいいのではないでしょうか?

世界遺産のひとつ神橋。
神橋へは駅から路線バスに乗るのが便利ですが、歩きながら行くのも楽しいものです。
駅から徒歩で神橋へ、国道を渡って階段を上がって輪王寺や東照宮へと往復すれば、気候のいいときならいい運動にもなると思います。
北関東の群馬・栃木・茨城の各県は豊かな自然にも恵まれていますが、古くからの史跡から近代文化に至るまで見るところも多いのでちょっとした日帰り旅行にも手頃です。もっとも、それは住んでいる足立区が車で行くにも鉄道で行くにも便利だということもあります。都内でも南西部に住んでいると逆に神奈川県や静岡県、山梨県の方が便利なのかもしれません。

いましばらくは外出も自粛しなくてはならず、多くの方々は楽しみにしていた大型連休が台無しになってしまったのだと思います。また、仕事がストップしてしまってそれどころではない方々も多いことは報道されている通りだと思います。
逆に私たちのように連休も外出自粛要請も関係なく出勤しなくてはならない者にとって、仕事があることは恵まれているものの、逆に感染のリスクも高いわけです。
使い古されている言葉ではありますが、「出口のないトンネルはない」「朝が来ない夜はない」。
そして災害列島といわれる島国に住む私たち日本人はさまざまな困難に立ち向かっては克服してきた民族です。
いつか旅の思い出に新しい一頁が加わることを信じて頑張りたいものです。
知らなかった…というより興味が無かったのですが、せっかくだから調べてみました。
「ユズ」
花言葉
・健康美
・汚れなき人
・恋のため息
「ユリオプスデージー」
花言葉
・円滑な関係
・夫婦円満
・明るい愛
とありました。
「母ちゃん、あながちハズレてないよ🎵」
「ユズの部分は違うんじゃないのかえ?」
「いや、よく当たってる❗」
「汚れまくってるんじゃないかえ?」
「むむぅ…」
「恋のため息なんて吹いちゃうよう🎵」
悔しいので母ちゃんの誕生花を調べますと…
「キンギョソウ」
花言葉
・おしゃべり
・出しゃばり
・おせっかい
・推測ではやはりNO
ぷぷっ…

「ゴデチア」
花言葉
・変わらぬ愛
・お慕いいたします
「私はゴデチアの方だね」
「キンギョソウの方が当たってる気が…」
と、うっかり口を滑らせてしまったものですから母ちゃんの真空跳び膝蹴りの餌食に…。