タキ1900をウェザリングした!
みなさんこんにちは。
今回もタキ1900の記事です。
前回の記事で制作した九尾セメントタキ1900ですが、せっかくなのでウェザリングしてみました。今回はその方法を記事にまとめてみました。
前回の記事はこちらから
まずは実車を観察してみましょう。
積み荷のセメントを積むときに舞い上がった粉塵が車体上部に積り、それが雨水により下に流れてきた雨だれが印象的ですね。
それ以外は足回りの鉄粉ぐらいでその辺は他の鉄道車両同じ汚れ方のようですね。
それでは作業に移りましょう。
今回は基本的にはエナメル系塗料をエアブラシで吹き付けて使います。
エアブラシで塗料を吹き付けたときに、ハシゴやランボードの下にも塗料をうまく回り込ませるために、タンク部分だけを組み立てます。
積み込みハッチを中心に薄っすらと粉塵汚れをイメージして塗料を吹き付けます。
乾いたらエナメル系溶剤を染み込ませた綿棒で上から下へ雨だれ模様を描きこんでいきます。
ここでもう一度実車の写真を見てみましょう。
粉塵汚れは雨水で上から下へ垂れていますが、ランボード部分ではランボードに溜まり行き場がなくなった雨水はランボードの左右から流れ落ちているように見えます。
ということでランボードの下部分の汚れは拭き取っておきました…が、
この後の作業で艶消しクリアを吹いたときに薄い汚れは飛んでしまい、全体的に薄い感じになってしましました。この記事では最終的には最後に調整しましたが、この作業はあまり汚れを拭き取りすぎないほうがいいのかもしれません。
つづきます。次にランボード類を組み立てて再度塗料を吹き付け、ランボードの上に積もった粉塵を描きこみます。
ランボードの淵から溢れた雨だれを描きこみます。実物も結構嘘っぽい汚れ方をしているので少しオーバーな感じでもいいかなと思います。
一通り終わったら車体の下側を鉄粉汚れの色でウェザリングします。
台枠部分は別でウェザリングします。上側は粉塵汚れを下側は鉄粉の汚れを描きこみます。台車も同じです。
全体に艶消しクリアーを吹いて完成…と言いたいところですが、先ほど言ったように艶消しクリアーを吹くと薄い汚れが飛んでしましました…これはいけません。
結局筆塗で追い粉塵(?)
まぁこれなら悪くないんじゃないでしょうか…。
ということで完成です。
夏にはTOMIXから太平洋セメント仕様のタキ1900も発売されるようですし、参考になるかどうかはわかりませんがみなさんも是非やってみてください~。
では、また。