4月29日は、有給休暇を出しました。在宅でも仕事をしないでよい日になったわけです。
そこでホキ5700の塗装を行うことにしました。
キットパーツのエアホースはホワイトメタルで、案の定破断してしまいました。ロストパーツも手持ちがありますが、これは機関車や客車編成の末端に温存したい。そこで塗装に先立ち、Φ0.6真鍮線とΦ0.8パイプから自作して交換しました。本当に簡単に出来てしまうので、お勧めです。
クレンザー洗浄・乾燥後、パーツクリーナーを吹き、塗装しました。今回車体はトビカTOPガードではなく、プラサフ(自動車用)+グリーンマックスの黒スプレーで行いました。実感のゴミ噛みをペーパーで修正したくらいで、無事終了。台車はトビカです。
これと並行して、仕上げが未だだったワム70000に急行標記をすることにしました。
1両は真鍮板片を黒染めしたものに、キット付属のインレタを貼ったもので、単純にドアに接着し、つや消しTOPコートしました。ウエザリングはパステル粉を筆で擦り付けたもので、固定していません。
もう1両用は紛失してしまったので、ホワイトデカールに印刷してみよう、と標記図面をスキャナで読み取り、フリーソフトGIMPで彩色しました。
写真左は図面から1/80サイズに縮小して合わせ、試し印刷したもの。中間の4セットは、ドア部分の標記を切り詰め、ホワイトデカールにエプソンインクジェットプリンターで印刷したもの。右2枚はうっかり傷つけてしまっています。インクは顔料なので乾燥時間は12時間。この後、TOPコートして試し貼りしましたが、「使える」という感想でした。今回は帯は使わず、「急」「行」だけ使いました。
ワム70000の急行標記は、古名刺に転写して接着し、TOPコートし、ウエザリングしました。いかにも蒸気牽引っぽい、ちょっとエエ感じに汚し過ぎた感があります。これで長い間仕掛になっていたワム70000も車籍編入(国鉄貨車の場合は編入ではなく登録の方が正解なのかな?)させました。あと、ワキ1000はドアの「A」標記が2枚落失しているので、同じ方法で印刷デカールを作ろうと思います。秩父のマークと一緒に印刷しよう。
さて、上の写真の背景は、亡父母の遺影です。もし今も存命だったら、施設に入っているのでコロナウィルス感染をマジで心配しなければならなかったでしょう。長命でも基礎疾患があったから罹ったらまず助からないし、お別れもできなかったと思うと、むしろ良い時期に天に召されたのかも、(自分を慰めるような結果論ですが)と思う次第です。