パーツを複製しよう。

パーツを複製しよう。

100均商品で、パーツを複製

手持ちの200系新幹線にパンタカバーが無いため、どこかで売ってないかと長年探していましたが見つけることはできず、H編成を購入したときにあったパーツを複製しようという考えに至りました。

3Dプリンターがあるわけでもないので、ネットで検索してみると多くの人がやっているパーツの複製方法を見かけたので、今回そんな方々を参考にトライしてみました。

材料は100均で揃います。UVレジンとお湯で柔らかくなる粘土(シリコン?)です。
この他に、レジンを硬化させるブラックライトがあると、作業を早くできます。

ねんどで型を作る

器に、100度のお湯を用意してねんどを投入します。
2分前後で柔らかくなってきます。

適量を取り出し、乾いた布で水分を取り除いたらプレートなどを使って敷き詰め複製したいパーツを押し当てます。
隙間の無いように手早く行いましょう。

そのあとにレジンの注ぎ口を丸い棒状の物で作ります。

筆の棒先(画像の赤い棒)などを使って、3点にダボ穴を作っておきます。これは何度も型を合わせる時に役にたつので忘れずに~!

また、ここで型取りに失敗しても温め直せば何度でもやり直せるので大丈夫ですよ😉

適度に冷めて固まったら

残りのねんどで蓋を作ります。
同じように、水分を拭き取ってから被せるように空気が入らないよう注意して作業します。

先に作ったダボ穴にも入り込むよう気を使ってね。

固まったら

2つを剥がして、丸棒とパーツを取り除きます。
これで金型ならぬシリコン型が完成です。

レジン注入

型を合わせたら(ダボがあるので合わせやすいはず)洗濯バサミやクリップでとめてレジンを流していきます。

レジン自体も、お湯で温めておくと流動性が良くなります。

流しながら小刻みに振動させると綺麗に流れていきます。

空気は針などで、注入口からつつくように誘い抜きしましょう

硬化作業

太陽光(晴天時)で20~30分ですが
今回は嫁さんが持っていたブラックライト(レジンアクセサリー用)を借りたので10~15分で硬化することが出来ました。
大量に製作したい時は、こちらがあると良いですね。

型から取り外して

硬化が終わったら、型を開いて完成です。
バリを取り除いて、同じ形にヤスリなどで形成しましょう。

出来上がり。

出来上がったのがこんな感じです。
はじめてのコピーでしたが、簡単に作成することが出来ました。
中に気泡がありますが、最後に塗装をするつもりなので気にはしないですw

型も何回か使用すると、歪みやすれなどが出てきましたが、シリコンの型はまた、お湯に浸せば柔らかくなるので、同じ行程を最初からやると何度も使えます。
大量生産も一点物も、どちらにも対応出来て、しかも安上がり!
転売目的では使用しない方が良いとは思いますが、なれてくればかなり精巧に複製できそうです。

以上、複製のチャレンジでした。

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コメント

  1. 100均侮れませんね。
    UVレジンですか!知らなかった…

    パーツが必要な時になかなか手に入らない事ってよくありますよね。

  2. 中古で購入すると、予備パーツが無いとかありますからね。

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