皆さま、こんにちは☀️
車両の記録の関東大手私鉄編第2弾です✨
第2弾では小田急、京急、東急、相鉄の4社です。
本当は関東大手私鉄編で一つの記事にしようと思ったのですが、想像以上に語りが激化してしまったため、分割することにしました笑
(第1弾→車両の記録 〜関東大手私鉄編①〜)
それではまいりましょう!
〇小田急電鉄
・特急型車両70000形GSE
・一般型車両1000形
小田急には小田原線、江ノ島線、多摩線の3路線があります。他の私鉄に比べると路線数が少ないのも特徴的ですね☝️
新宿を起点として下北沢、新百合ヶ丘、町田、本厚木を経由して小田原まで結びます。
途中の新百合ヶ丘からは多摩線、相模大野からは江ノ島線が分岐しております。
沿線には箱根、湘南と言った観光地を抱えており、行楽輸送にかなり力を入れております。
その代名詞とも言えるのがロマンスカー✨
展望席の付いた特急列車はいつの時代の子供たちにも憧れの的✨
僕も小田急沿線で育った人間ですので、ロマンスカーには憧れを持っていました。
そんなブランド力を持っているロマンスカーですので、「ロマンスカーに乗って箱根」という旅行を経験した人もかなり多いのではないかと思われます。
そんな小田急。個人的には東武と並んで大好きな鉄道会社です✨
思い出補正ということを除いても好きです!
と言うのも、東武の項でも語りましたが、終着駅から先がまだあるということ。
実質的に小田急線の終点となっている箱根湯本駅から先に箱根登山鉄道が伸びており、行き止まりにはなっていません。その後、強羅からはケーブルカー、早雲山からはロープウェイとなり、最終的には芦ノ湖の湖畔まで行けます。東武とは異なり、ローカルな雰囲気は弱く、観光色強めなのですが、すごく好きです✨
箱根の山から降りてきて、箱根湯本駅でロマンスカーを見ると妙に安心します笑
また、特急ふじさん号の異色性も好きです。
渋沢〜新松田間にある連絡線を通って、JR御殿場線の松田駅に乗り入れます。この乗り入れ先がJR東海という所に面白さを感じます。首都圏のJR在来線と言えばJR東日本なのですが、御殿場線だけがJR東海なのです☝️
その異色な路線に小田急ロマンスカーが乗り入れるというのが何とも良いのです😊
小田急ロマンスカーとJR東海313系の並びも見れるのもいいですよね。
そんな僕が大好きな小田急の今後に期待です!
〇京浜急行電鉄
・特急型車両2100形
・一般型車両600形
東京、神奈川に路線網を持ち、都営浅草線に直通し、更に京成線・北総線へ乗り入れることで千葉県内にも顔を出しています。
京急は泉岳寺を起点に横浜、横須賀中央、京急久里浜を経由して三崎口を結ぶ路線です。途中の京急蒲田では空港線、金沢八景では逗子線、堀ノ内では久里浜線が分岐しております。
開業以来、すぐお隣を走る東海道線や横須賀線と競合しており、関東では珍しく、追加料金不要の転換クロスシート車が走っております。最高速度120㌔でJR線の横を爆走する姿は鉄道マニアでない一般の人にもよく知られております。
また、東京湾アクアラインが開通するまでは都心から南房総方面へは京急→フェリーが最短ルートとなっており、ゴルフ客などの行楽輸送も行っておりました。
平成に入ってからは、羽田空港へのアクセス路線として認知されるようになりました。実際に、現在のダイヤを見ても、如何にして京急が空港輸送に力を入れているかを感じることが出来ます。
そんな京急。先頭をモーター車にして加速力を上げたり、線路幅が関東では珍しい標準軌であったり、悪天候時でも運休することなく走る姿勢などから鉄道マニアにはかなり人気の路線となっております。
そして、何よりも人気なのはシーメンス社製のVVVFインバータ(通称:ドレミファインバータ)を搭載した車両です☝️
その車両は加速時に🎶ドレミファソラシド〜🎶と音階を奏でることで有名です。
VVVFインバータは加速時に音が漏れてしまうのですが、それを音階にすることで不快さを軽減させるというのが狙いのようです。
現在は機器更新も進み、音階を奏でる車両が減ってきてしまっています😅
とは言え、まだまだ出会う機会は多いですが笑
遊び心や特異性のある京急に今後も期待です!
〇東急電鉄
・一般型車両2020系
東京、神奈川に路線を持ち、東京メトロへ乗り入れて埼玉にも顔を出しています。
関東では最も力のある大きな鉄道会社です。
目黒蒲田電鉄や東横電鉄等の合併により生まれた鉄道会社で、戦時中は更に小田急、京王、京急、相鉄をも飲み込んでいたようです😯
そんな経緯を踏んだためか、東急は他の鉄道会社とは異なり、主要幹線から支線が分岐していくという路線網の構築ではなく、独立した運用を組んでいるのが大きな特徴ですね。
東急の主要路線としては、渋谷を起点として二子玉川、たまプラーザを経由して神奈川県大和市中央林間に至る田園都市線、渋谷を起点として自由が丘、武蔵小杉を経由して横浜に至る東横線、目黒を起点として、武蔵小山、武蔵小杉を経由して日吉に至る目黒線などがあります。
東急と言えば、現在でも渋谷の再開発や南町田グランベリーパークなどの沿線開発などを行っていますが、その街づくりの歴史はとても古いのです。
当時、何も無かった渋谷をあそこまで大きな街に仕上げたのは東急の功績なのです☝️
沿線に住宅街を設け、多摩川園、二子玉川園(共に廃園)などの行楽地を整備、そしてショッピングには電車に乗り、渋谷に来てもらう、という現在の鉄道運営の礎を作り上げました。
と言いつつも、これを最初に行ったのは阪急電鉄であり、東急はそれに倣って作り上げたようです。
東急でのこの成功が見られると西武、小田急などでもこれを参考にして、運営されるようになりました。
東急のこの考えは今も尚、継承されており、今年より実証実験という形で施行された「東急・東急バス サブスクパス」は申し込むと期間内は東急線、東急バス乗り放題、そして109シネマズ映画館も見放題など…と言ったようなサービスを受けることが出来ます。東急の創業当初の思想を現代版に昇華させたものがこのサービスだと僕は思います。
これからの世の中は自動運転の車も増え、自動車もサブスク化してきます。そうなってくると、自動車を所有していない人や免許のない人でも自動車に乗ることが出来ます☝️
即ち、近・中距離の公共輸送において独壇場であった鉄道業界にライバルが現れてしまうのです。
その先手を東急は今のうちから打ってるのかなと思います。
手広く手がける東急だからこそ出来ることですよね。
東急は沿線開発だけでなく、地方都市や観光地の開発も行っております。
代表的なのは伊豆ですね☝️
伊豆を走る伊豆急行線は元東急8000系の走る路線ですが、こちらの親会社は東急です。
そのため、沿線には東急系列のホテルもよく見られます。
また、北海道札幌にも東急は進出しております。
札幌から定山渓までを結ぶバスを走らせている、じょうてつグループ。こちらの親会社は東急です☝️
1970年代までは定山渓鉄道という鉄道路線があり、一時期、東急が買い取ったことで、東急は札幌の地に足をつけたようです。その後、廃線になった後も同区間を走る定山渓鉄道バスの親会社として引き続いてきて今に至るようです☝️
今年の夏に北海道で運行予定の「ザ・ロイヤルエクスプレス」はこのような基盤があったからこそ、遠く離れた北海道の地で伊豆急の列車が走ることが出来るわけです。
東急グループの車両を使って、東急が基盤を持っている北海道の地で列車を走らせる、規模の大きな話ですが、筋が通ったプランですよね😏
このザ・ロイヤルエクスプレスの話を聞いた時はとても感心しました笑
そんな東急ですが、2022年度に日吉〜新横浜間で東急新横浜線を開業させ、相鉄線への乗り入れを開始します。相鉄の東急側の乗り入れ先は主には目黒線になるようですが、東横線直通もあるらしく、開通が楽しみです🎶
また、大井町線で2019年より導入されている、指定席Qシートも今後、大井町線内で拡大していくのではないかと期待しております😊
上手く行けば、田園都市線、東横線でも導入出来たり?🤔笑
話題の尽きない東急のこれからにも期待です!
〇相模鉄道
・一般型車両12000系神奈川に路線網を持ち、JR埼京線に直通して、新宿や大宮にも顔を出しています。
関東の大手私鉄で唯一、都心への乗り入れがない鉄道会社でしたが、2019年に相鉄新横浜線西谷〜羽沢横浜国大間が開業し、JR埼京線への乗り入れが開始したことで、都心乗り入れが実現しました✨
相鉄は横浜を起点として、二俣川、大和を経由して海老名へ向かう路線です。途中の西谷で新横浜線、二俣川でいずみ野線が分岐しております。
横浜駅西口をあそこまでの繁華街に仕上げたのは相鉄の功績なのです。
戦後しばらくは横浜駅西口は米軍の用地だったようですが、米軍撤退後、相鉄が買取り、街づくりが行われました。
それ以降、相鉄は長年、沿線と横浜駅を結ぶ路線として存在し続けました。
そのため、沿線民の「横浜思考」はとても強く、「横浜に行けば何でもある」と考える人が多く、都心へ出たがる人が少ない印象です笑
やはり、沿線から都心に行くには乗り換えが強いられるため、遠いという印象を持っている人が多いんでしょうね☝️
僕は沿線民ではありませんが、相鉄ユーザーでしたのでその気持ちはよく分かります笑
このような人が多いため、休日においては都心直通列車よりも横浜行きの方が断然混んでます笑
大体、どの駅でも30分かからないで横浜まで行けちゃいますからね笑
そんな相鉄は2022年度に相鉄新横浜線羽沢横浜国大〜新横浜間が延伸開業します。これにより、新横浜駅への乗り入れも可能になり、また東急線への直通も開始します。
恐らく沿線民のほとんどは東急へ直通するということよりも、新横浜まで一本で行けることに喜びを感じていると思いますが、開業が楽しみです!笑
相鉄のこれからに期待です。
以上で、関東大手私鉄編は全て終了となります。
かなり膨大な内容になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。