昨日の「C12運行時代の川俣線再現」に続きまして、
「#家で過ごそう」【鉄道模型】CRW撮影シリーズ
川俣線、廃止直前・キハ52+キハ28+貨物
“気動車混合列車”
の紹介です。
1965年(昭和40)10月1日に川俣線は無煙化。キハ52、キハ28、キハ45等が貨物列車を1~2両連結して運行する線区になりました。
1、キハ52+キハ45 728D 岩代飯野~松川 1972年(昭和47)1月撮影。
キハ52+キハ45の2両編成に2両のワムが付いています。
この時は日曜日。雪が降って真っ白になり「雪の中を走る川俣線の撮影は最後になるかも?」と思い降りしきる雪の中、原付バイクで撮影に行きました。
2、キハ52+キハ45+ワム×2。 CRWで上記列車を再現。
花見山のふもとを行く気動車混合列車。ワムの色が1両違うのは愛嬌で
川俣線は平坦路線で山岳用2エンジンのキハ52でなくても問題なかったと思われます。でも貨物も牽引する為にエンジンが強力なキハ52やキハ58も使われたのではないでしょうか
3、キハ28+キハ52 730D 岩代飯野~松川・阿武隈橋梁 1972年(昭和47)4月。
キハ28+キハ52.この組み合わせが一番多かったです。
4、川俣線で唯一のトンネル、浜子隧道に入るキハ28 731Dを後追い。
このトンネルは中に入る事は出来ませんが、今でも残っています。
5、キハ28+キハ52+トラ+ワム。CRWでこの上記写真を再現。
山中駅(岩代飯野駅)に停車中のキハ28先頭の気動車混合列車。
川俣線は1972年(昭和47)5月13日限りで廃止になりました。
6、川俣駅で多くの方が見送った、キハ28+キハ58 730D “さようなら川俣線”
皆さんの見送りの様子を少し後ろから撮影しました。
7、地元高校生のブラスバンド演奏に見送られて発車する730D。
夕方で暗くなり露出を失敗。ザラザラ写真になってしまいました。
8、廃止当日の切符と川俣線の駅名が入った切符。
47.-5.13の「岩代飯野→40円」と「松川からの100kmまでの急行券」廃止当日購入。
咲花(松川)→山中(岩代飯野)→田舎(岩代川俣)→山中(岩代飯野)→咲花(松川)と1往復します。
9、咲花駅(松川駅)を発車し、高架橋を軽快に登ります。キハ52+キハ28+ワム+ツム・729D再現」です。
729Dは松川14:05→岩代飯野14:18→岩代川俣14:28でした。
強力型のキハ52ですので無動力のキハ28+ワム+ツム牽引でも何ら問題なく坂を登ります。
10、キハ52+キハ28+ワム+ツム 729D 山中駅(岩代飯野駅)14:18着です。
山間の小さな駅。本来は非電化ですが架線柱は愛嬌で
11、田舎駅(岩代川俣駅)到着後、貨物を切り離し、気動車は入替します。
実際の川俣駅はホームが一つだけで貨物用の引き込み線があるだけ。跨線橋はありませんでした。実はこの「田舎駅」、松川駅の1・2番線と跨線橋。以前の駅舎と駅前を再現しています。つまりモデルは「松川駅」。これには写っていませんが、実際と同じく駅前にはセブンイレブンもあります。
12、田舎駅(岩代川俣駅)を発車する、キハ28+キハ52+トラ+ワム 730D。
730Dは、岩代川俣16:00→岩代飯野16:11→松川16:23です。
13、川俣線唯一のトンネル「浜子隧道」を出て列車は軽快に駆け下ります。
“4”の浜子トンネル写真を見ると分かりますが、実際はトンネルのこちら側は高架橋ではなく、築堤になっていました。
14、キハ28+キハ52+トラ+ワム 730D 咲花駅(松川駅)に到着。
山中駅(岩代飯野駅)に停車して、浜子隧道を通り、咲花駅(松川駅)に到着です。
※動画です。
①咲花駅(松川駅)発車、②高架橋通過、③山中駅(岩代飯野駅)到着・発車、④山中付近を通過~築堤を下る~鉄橋を渡り、⑤田舎駅(岩代川俣駅)到着。⑥入替作業、⑦田舎駅(岩代川俣駅)発車、⑧鉄橋を渡り~築堤を登り~山中村を通過、⑨山中駅(岩代飯野駅)到着・発車、⑩浜子隧道通過、⑪咲花駅(松川駅)到着 です。
音源はキハ40(只見線・磐越西線)を使用。 3’52”
「#家で過ごそう」CRW撮影シリーズ 「C12&キハ52+28・川俣線再現」は以上で終了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。