飛騨金山~焼石611
 

JR東海高山本線 飛騨金山~焼石
(Pentax K-1・PENTAX-D FA24-70mm・F5.6・1/320秒・2020.1.3)


冬の高山本線をめぐる旅、1日目。
その3で下呂市金山の街を散策中です。

旧美濃国のエリアを散策して、馬瀬川に架かる境橋までやって来ました。
飛騨金山駅573
その名の通り、この橋を渡れば旧飛騨国です。
飛騨金山駅574
渡りきったところには子守地蔵があります。
あとで知りましたが、足元には測量始め地点のプレートがあったらしく、
伊能忠敬の測量隊(本隊ではなく別働隊)がここから飛騨国の測量を始めた場所だそう。
飛騨金山駅579飛騨金山駅580
合流点の鼻先を回り込んで飛騨川沿いへ。ここから下呂までが中山七里と呼ばれる渓谷です。
飛騨金山駅581
上流に見えているのは大船渡ダム。ダムの上流にはたっぷりと水が湛えられています。
飛騨金山駅586飛騨金山駅591
この界隈も街道の雰囲気を残してますね。飛騨側の宿場町だったようです。
飛騨金山駅592
ちょっと川べりまで近づいたので、列車を待ちましょう。
飛騨金山駅595
今は小学校になっている下原旅館(金森陣屋)跡。
秀吉の時代に飛騨を治めた金森長近が京や大坂へ行き来する際の中継地点だったそう。
飛騨金山駅601飛騨金山駅603

飛騨川(益田川)を渡り左岸へ。川の流れは止まっていて綺麗な水鏡になってます。
飛騨金山駅608飛騨金山駅610
左岸を上流側へ進むと下原八幡神社
飛騨金山駅038
境内には山車の車庫もありました。
飛騨金山駅637
高山本線の線路を渡ると「福来口留番所」跡。今でいうところの税関で旅人や物品の監視を行っていた場所です。
飛騨金山駅666
もう一つお目当てがあるので線路沿いを進みます。
途中には舟橋跡があって、金森が中山七里を整備するまではここで益田川を渡っていたとか。
対岸まで綱を張り、筏に乗って綱をたぐり寄せながら渡ったそうです。
飛騨金山駅665飛騨金山駅640
そして福来信号場です。
列車の通過を待とうかとも思いましたが、下原八幡神社へ戻って2本撮影。
飛騨金山駅654

さすがによく歩いたので、道中見つけた造り酒屋まではタクシーに連れてってもらいました。
自分へのお土産に地酒を購入。もちろん宅配です。
飛騨金山駅675飛騨金山駅676

さて、駅前まで戻ってきました。
飛騨金山駅677
お昼を過ぎてます。昼メシのことを考えてませんでしたが、食堂が開いてました。
ここは童心に返ってオムライス。やっぱこれでしょ!
飛騨金山駅971

昭和3年に岐阜から延伸してきた高山線の終点駅として開業した飛騨金山駅。
木造駅舎とゆったりとした待合室は、手を加えられてはいるものの当時から変わってなさそうです。
飛騨金山駅679飛騨金山駅681
富山へ向かって緩い右カーブになっている構内。
飛騨金山駅683
側線もあって広く、蒸機時代には機関車が付け替えられていたそうですよ。
飛騨金山駅059飛騨金山駅057


その5からテツ旅再開です。

 

 

----------To be continue♪----------

 


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