先月入線した207系1000番台のディテールアップに着手しました。

 

最初にボディの色差しをします。ドアゴムと乗務員扉のモールドにスミ入れし、窓枠はガイアのダークステンレスシルバーで塗装しました。

 

妻面の窓枠も忘れずに塗装。クモハとクハの配管はタミヤのスカイグレイで塗装しました。

 

前面非常ドアのモールドにもスミ入れしました。

 

色差し終了後、標記インレタを転写していきます。製品に付属の車番とATS標記をそのまま転写するだけではちょっと物足りないので、もっとこだわってみることにしました。

 

そこで用意したのが、京神模型のメタルインレット(KLM201AXM)です。たくさん並んでいる細長い長方形は車番プレート、右の細々としたのはATS標記、ドアコック標記、エンド標記の台座です。車番プレートはサイズが何種類かありますが、TOMIXの207系1000番台にはTAを使用します。

 

まず、車番プレートを転写。

 

その上に、製品に付属の車番を転写。

 

保護紙を当てて爪楊枝でこすり、インレタをプレートに密着させます。

立体的な仕上がりになりました。

 

ATS標記、エンド標記、ドアコック標記もメタルインレットの台座を転写し、この上に京神模型の207系標記インレタを転写しました。

極小サイズなので位置合わせが大変でした。

 

西明石・篠山口方の2両には製品に付属の弱冷車表示、モハ207には世田谷総合車輌センターの女性専用車表示を転写しました。これらの表示は時代によってデザインや貼り付け位置が異なるので、よく調べてから転写する必要があります。

 

今後、ボディをクリアーコートしてインレタを保護します。屋上機器や床下機器についても、手を加えていきたいと思います。