2月28日、アシストマルスが設置されたとの情報があったので、鹿児島本線の春日駅に訪問。
すると、既存の券売機コーナーにはアシストマルス「ど~ぞ」が設置されており、
その券売機の向かい側には他の駅に設置されているものとは異なるタイプの高見沢製ULCV券売機が設置されていました。
これが、春日駅に設置された高見沢製ULCV券売機です。
券売機コーナーの工事に伴い、設置された券売機です。
ほかの駅に設置されている既存のULCVと比べてみます。
ほかの駅に設置されているULCVはおつりの排出口ときっぷの取り出し口が同じですが、春日駅のものは
別々になっています。
また、紙幣の投入口の形状や投入金額が表示される部分の位置も異なっていることがわかります。
[HD60fps]春日駅のULCV券売機できっぷ購入(2020年2月撮影)
さらに、この動画を見るとお分かりいただけると思いますが、アナウンスが異なっていたり、
きっぷ購入後に警告音が鳴ったりするのも既存のULCVにはありません。
購入したきっぷを比較してみます。
左上:高見沢製ULCV(春日駅のもの)
右上:高見沢製ULCV(他駅のもの)
左下:高見沢製VTQ
右下:高見沢製MCV
の順です。
比べてみると、春日駅に設置されたULCVは高見沢製VTQとフォントがよく似ていることがわかります。
しかし、金額部分はどの機種とも異なる独特のものになっていました。
また、既存のULCVは高見沢製MCVとフォントで共通しているところが多いです。
この券売機は3月現在、記事で取り上げた春日駅のほかに笹原駅西口でも設置を確認しています。
また、アシストマルス「ど~ぞ」設置後も2駅では引き続きULCVが稼働しているようですが、
今後券売機工事が行われる際に撤去、あるいはもうすでに撤去されているかもしれません。
現在は訪問したくてもできない状況ですが、今後社会情勢が落ち着いたら、また確認しに行きたいなと思います。