【切符コレクション】思い出の変わり種切符 | cavacho☆彡“きゃばちょこ”です。

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 「#家で過ごそう」Myライブラリー【切符コレクション】

 本日は、“思い出の変わり種切符”の紹介です。

 

 まずは変わり種切符を購入した49~50年頃に茅ケ崎付近で1~2本/日に見れた車両から。

 

 1、80系湘南電車 1974年(昭和49) 茅ケ崎~平塚。

 当時は一日数本、静岡電車区所属の80系が111系に混じって上京してきていました。

 旧型国電ならではの吊り架けモーターの音色と板張りの車内はニスの匂いが良くて、好きな車両でした。

 

 

 2、昭和50年代の思い出の変わり種切符の紹介です。…当時は珍しくなかったのですが、今となっては珍しいという意味です、悪しからず。

 上左:愛国から幸福ゆき乗車券…当時一大ブームを巻き起こした、北海道・広尾線の乗車券です。当時愛国駅ではなく帯広駅でも販売しており購入。幸福駅は訪問しましたが、愛国駅は通過しただけでした。今でも幸福駅の駅舎は残されているようです。

 上中:新宿駅から290円区間乗車券…山手線内から290円で行けるすべての駅の記載がありました。新宿駅で入場の際購入。茅ケ崎では定期券で改札を出て、持ち帰ったようです。

 上右:伊豆箱根鉄道修善寺駅から茅ケ崎藤沢間ゆき乗車券…いずっぱこ(この呼び名は響鉄さんに教えていただき最近知りました)から直通で茅ケ崎までの乗車券です。硬券で常備されていました。

 下左:福島駅から東京都区内学割乗車券…当時は学割の場合“学”のスタンプを押すのが普通でしたが、主要駅で東京都区内行きなどの需要の多い切符は“学”の印刷してある切符が用意されていました。切符を持ち帰りたくて「蕨駅」で途中下車したようです。大学の卒業式出席のため上京した最後の学割切符でした。この10日後昭和53年3月29日に、まもなく退職の会社に就職しました。

 下中:昭和50年国鉄乗車票…当時の国労・動労は度々「ストを決行」。そのため首都圏の国鉄はほぼ運休に。私の定期券は茅ケ崎~藤沢間と小田急がセットになった直通の定期券でした。小田急はストをやらなかったので、払い戻しはなし。運休した国鉄分の乗車票が運休日数×2枚渡されました。

 下右:昭和49年連絡乗車票…上記理由で発行された乗車票。49年版は「連絡乗車票」となっていて、藤沢→下車駅の記載はありませんでした。

  この国鉄乗車票&連絡乗車票、昭和50年の「スト権スト」での労働側敗北、その後はストは決行されなくなり、発行はなくなりました。

 

 以上で「思い出の変わり種切符」の紹介は終了です。

 

 最後に昨日のクイズの答えです。

  classic1876さん目の付け所が良かったですね。棒線で線路の先が切れていますので終着駅ですね。そこで紹介した切符の中で終着駅は「高森駅」「高千穂駅」の2か所です。そして駅前に古い茅葺きの家がある。これぞ「民話のふるさと」の風情。すると「高千穂駅」ということになります。

 正解は「高千穂駅」です。響鉄さん、classic1876さん、福臨鉄さん、TAKAさん大正解です。おめでとうございます。って景品はありませんがてへぺろ

 

 次回は硬券式の特急券・急行券の話題を。次回もお付き合いいただければ幸いです。