親父近影 | 燕党の宴
2020-04-25 14:50:00

親父近影

テーマ:過去画像[鉄道]

 電車を撮るようになってしばらくは、単焦点35mmのコンパクトカメラを使ってた。

 広角単焦点のコンパクトカメラなんて、今聞けば高級機っぽい印象だけど、当時はそんなことはなかった。

 母親のお下がりの、ただのコンパクトカメラ。

 小学校の高学年になってから親父のお下がりのX-700を持たせてもらった。

 その頃に付けてたレンズは35-105mm。絞りは不明。プログラムしか使ってなかったもんね。

 

 俺にX-700を持たせた後も親父は新しいX-700を使っていた。

 親父が付けてたのが80-200mmかな。当時の規格?は70-200じゃなかったよね?たぶん80-200。

 

 とにかく、俺よりも親父の方が長いレンズを使ってたんです。まァ、当たり前っちゃ当たり前よね。

 そんなワケなんで、同じ列車を撮っていれば、当然、俺よりも親父の方が先にシャッターを切る。そして動く。

 親父ね。時折、俺の画角に入るんですよ。幼い頃はムクれましたね。

 親父が入ってようが入ってなかろうがどーせ大した写真じゃないのに(笑)。

 

 ED79の甲種輸送を撮った日もそうだったな。

 武蔵野線の撮影地なんてまったく知らなかったもんで、なんとなく電車に揺られてなんとなく北府中駅に降り立った。

 
  
 左)まずやってきたのはパーイチの貨物列車。カマ1両の甲種輸送を撮るような駅じゃないよね(苦笑)
 右)で、やって来たED79の甲種輸送。ほら言わんこっちゃない。何を牽いてるかなんか分かりゃしない(苦笑)
 
 
 振り向き様にED79を……。本邦初公開。右に写ってる青い上着の人がウチのオヤジです(笑) 
 
 なんか、狙ったようにまとまってますよね(笑)。
 この時は別段むくれなかったハズですよ。後撃ちだし。