○委 水戸駅発行 国鉄バス 通勤定期 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和53年に国鉄バス「○委」水戸駅で発行されました、「水戸⇔姫子一」の通勤定期です。

 

 

東京印刷調製の活字製版券で、区間が印刷された通用1箇月の常備券となります。

 

「姫子一」の表記は、拙ブログの2020年4月19日のエントリでご紹介いたしました、「○委 水戸駅発行 水戸→姫子一 補充片道乗車券」と同じように、「姫子一丁目」の略記となります。

 

 

 

 

 

こちらは昭和57年に発行されました、「水戸⇔森戸入」の通勤定期です。

 

 

同じく東京印刷調製の活字製版券ですが、水戸の「戸」の活字のフォントが最初にご紹介いたしました券とは異なっています。

 

「森戸入」は「森戸入口」の略記で、「森戸入口」は下入野~涸沼間の「涸沼線」のバス停で、下入野で「水戸南本線」から分岐し「涸沼線」に入って最初のバス停でした。

 

後に東京印刷調製の活字製版の定期券は、民間外注印刷の写植製版券に切り替わり、「○委」水戸駅でも民間外注印刷となった定期券の区間が印刷された常備券が出ているものと思われますが、通学定期共々所持しておりません。