【切符コレクション】“今は過去”廃駅・名称変更駅硬券入場券 | cavacho☆彡“きゃばちょこ”です。

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 昨日に引き続き

「#家で過ごそう」Myライブラリーから

【切符コレクション】です。

 

 本日は今はいろいろな理由から、駅そのものがなくなったり、経営が国鉄から変わったり、名称変更された駅の昭和40~50年代の硬券式入場券を紹介いたします。

 

 まずはクイズ形式で駅の写真を。

 

 1、キハ20系3Bが停車中のこの駅は?

 真新しい駅舎の前に藁ぶきの古風な建物が。建物の前に看板があるので保存されている建物のようです。下に紹介した切符の中にその駅の入場券があります。

 

 2、廃止または名称変更された駅の硬券入場券コレクション。

 1列目左:東京駅…上記の駅には該当しませんが、改札内で新幹線ホームに入場する際に購入する入場券は珍しい赤字で印刷されたものでした。

 1列目中:新原町田駅…昨日紹介した5000系を撮った時に購入した入場券。3年後の71年に町田駅に改称。それを機に少し離れていた国鉄横浜線「原町田駅」が新原町田駅側に移転。国鉄も「町田駅」に。

 1列目右:浜頓別駅…現在は廃止になった天北線(音威子府~南稚内)の中心駅。当時は興浜北線が分岐していました。興浜北線は85年(昭和60)に廃止。89年(平成元)には天北線が廃止になり駅も廃止に。

 2列目左:壮瞥駅…胆振線(伊達紋別~倶知安)の主要駅だった壮瞥駅。昭和新山に近く、駅周辺からも噴煙の上がる昭和新山が見えました。86年(昭和61)胆振線の廃止で駅も廃止。

 2列目中:陸中山田駅…東日本大震災で被災。津波による火災で休止。2019年3月23日三陸鉄道の駅として再開されました。旧山田線・現三陸鉄道リアス線の主要駅。

 2列目右:平戸口駅…現在の松浦鉄道「たびら平戸口駅」。日本最西端の駅。当時は国鉄伊万里線の駅で平戸島へ橋はなくフェリーで渡っていました。JR化の翌年に第三セクター松浦鉄道「平戸口駅」に。

 3列目左:高森駅…現在の南阿蘇鉄道高森駅。この当時は国鉄高森線高森駅。南阿蘇鉄道は85年国鉄高森線も引き継いだ第三セクター。2016年4月16日発生の熊本地震で甚大な被害を受け現在も立野~中松間が不通。2023年再開を目指し復旧工事中。

 3列目中:高千穂駅…72年国鉄高千穂線の終着駅として開業。神話のふるさと「高千穂峡」の最寄り駅だった。89年第三セクター「高千穂鉄道」に。2005年台風14号で高千穂線全線運休、そのまま廃止に。2010年スーパーカートにより、高千穂~天岩戸駅間を遊具として鉄道運行。

 3列目右:日ノ影駅…39年国鉄日ノ影線日ノ影駅として開業。89年第三セクター「高千穂鉄道」の駅に。95年「日之影温泉駅」に改称。2005年台風14号で駅施設が壊滅的被害を受け休止。そのまま2008年高千穂鉄道廃止により廃駅。現在は温泉施設として営業。

 

 それぞれに思い出のある駅ばかりです。

 

 上のクイズ、次回に解答を発表します。次回は「切符コレクション」から“珍しい切符”の紹介を予定しています。ご笑覧いただければ幸いです。