ここ西鉄柳川駅から先はフリーきっぷの圏外、ということでICカードをタッチして再び構内へ。きっぷ名は『FUKUOKA 1DAY PASS』、そして大牟田駅も同じ福岡県内、どうせならもう少し高くてもいいので、フリー区間を大牟田駅まで広げてくれればいいのにと思いますが、規則は規則、仕方ありません。運賃は片道\350、安くはありませんが、全線完乗という大義名分のためならポンと気前よく払いましょう。

 

大牟田駅には13時34分の到着。これで西日本鉄道は無事全線完乗達成となりました。まぁ正確には5年前の九州旅行で末端区間の西鉄銀水大牟田間は乗車済みなので、西鉄銀水駅を通過した時点で完乗達成でしたが、この際細かい話は抜きということにします。

 

 

大牟田駅にはJR鹿児島本線も乗り入れ、相互に乗り換え可能となっています。

 

改札を出てみてビックリ、西鉄側の西口はなんとアイスグリーンに塗装されていました。

 

 

連絡通路を通り、逆側の東口へ。

 

 

駅前ロータリーもあり、こちらが表玄関でしょうか。

 

 

 

人口約11万の大牟田市の中心駅ですが、駅前はあまり活気はないような印象。

 

さて、太宰府天満宮参拝に西鉄完乗、今日の大きな目的は達成しました。時刻はまだ14時前で帰りの新幹線にはだいぶ余裕がありますが、そろそろ福岡市内へ戻ろうかと思います。

 

大牟田発13時53分の特急に乗り、一気に大橋駅へ。

 

 

残念ながらアイスグリーンを身に纏った旧型のロングシート車。ただ早朝からの強行軍で、道中はほとんど寝て過ごしたままなので車内環境は関係ナシ、大橋駅には14時48分の到着です。

 

 

 

橋駅は利用者数第3位、近年特に駅周辺の発展が顕著で、2017年(平成29年)以降は特急を含めた全列車が停車するようになったとのこと。

 

続いては薬院駅へ向かいます。

 

 

地下鉄七隈線との接続駅で、利用者数は西鉄福岡(天神)駅に次ぐ第2位。ここまで来ると、周辺は大都会の雰囲気がプンプン漂ってきます。

 

未乗路線である七隈線を終点橋本駅まで往復するため、地下鉄ホームへ。

 

 

 

終点橋本駅には15時40分の到着。

 

 

 

外へ出ると冷たい雨が。あとは基本的に屋内移動のみの予定ではありますが、少々残念です。

 

 

すぐに折り返し、天神南駅には16時16分の到着。これで七隈線も完乗となり、残すは空港線博多福岡空港間のみとなりました。

 

 

雨は本降りになってきた模様。

 

 

長い乗換通路を通り、天神駅へ向かいます。ちなみにこの通路、およそ800mもあるそうです。乗換駅というにはあまりにも遠い・・・ですが博多駅方面への延伸が決定しており、開業は2年後の2022年(令和4年)の見込みとのこと、その暁には再び乗りに来たいと思います。

 

博多福岡空港間唯一の途中駅東比恵駅で下車。

 

 

シンボルマークは某有名テーマパークのキャラクターのシルエットそっくりでした。

 

 

 

そして終点福岡空港駅へ。これで福岡市地下鉄全線完乗と空港線全駅下車を無事達成しました。2日間ほぼ鉄道三昧の日程でしたが、達成感はひとしおです。

 

 

 

空港内の売店を巡りお土産を購入し、その後は博多駅へ戻り予定通り豚骨ラーメンでディナー。

 

 

 

見慣れぬ車両たちともしばしお別れ、記念に撮影します。

 

 

 

博多発18時33分ののぞみ62号から名古屋駅こだま694号に乗り継ぎ、静岡駅には23時23分の到着。

 

1泊2日で九州という過去に例を見ないかなりの強行軍でしたが、本当に充実した旅となりました。3月からは春の青春18きっぷシーズンも始まり、次はどこへ行こうか・・・行きたい場所は無限にあり、今から楽しみでなりません。